2009年10月に タリバンとヘロイン 反米闘争の資金源 というブログで、アフガン戦争でのタリバンとヘロインの関係を書いたが、これだけの長期に渡る英米軍、Nato軍の作戦にもかかわらずタリバンの資金源であるケシからのアヘンの収穫は一向に減っていないようだ。2010年9月30日 英国紙mailOnlineからの抜粋
アフガニスタンのケシ栽培から生産される麻薬原料アヘンは世界の流通量の90%に達している。昨年はこの違法な取り扱いで、タリバンは約90億円£65millionを得たと推測され、これがイスラム系反政府組織タリバンの軍資金になっている。右の図の赤い線の上がアフガニスタンで下がパキスタン。国境をはさんだ薄いオレンジ色一帯が一般にタリバンの勢力地域と言われるが、特に旧タリバン支配地と示した場所には過去に大きな拠点があり、現在はここアフガン南部カンダハル、ヘルマンドで攻防戦が続いている。この南部地域は同時に広大なケシの栽培地で、ここをタリバンが手放す事は資金源をなくす事に通じ、頑強に抵抗している。英軍9500名が投入されたヘルマンド州はアフガンの中でも有数なケシ栽培地で、アフガン全土の53%のケシが収穫されている。ケシを守るタリバンの抵抗は頑強で、結果的に南部の攻撃では連合軍に今までにない被害が出ている。国際機関の調査では、去年ケシの収穫は不作で半減したとは言え、全体には減るどころか増加の気配すらあるという。米軍、Nato諸国は、軍事費とは別に、すでに230億円以上を麻薬栽培撲滅に投入し、ケシ栽培地の保障や他の作物への転換を奨励しているが、数字で見る限り効果は薄いようで、ここ数年の不作で世界的にヘロインの価格が急騰したこともケシの耕作に拍車をかけたようだ。下は摘発された違法なヘロインの原料生アヘンとケシ畑。



2件のコメント
アヘンとかヘロインはあかんなぁ。。。あかんわ。
それこそ、アメリカお得意の「遺伝子組み換え」で、アヘンが採れるケシで、結実しないケシを作り出して、交配させたらいいのでは。モチロン絶滅してはいけないので、種は保存したうえで。