北欧の福祉 他

タイトルの質問があったので、コメントでは書ききれないので、ここに書きましょう.
TVなどで紹介があったので知れ渡っていますが、知られていない事実があります.今でこそ、ある部分ではフィンランドは世界一の教育水準だと評価され(日本は韓国、中国より下)ていますが、実は以前深刻な教育レベルの低下の時期があり、その原因が早い時期からの分離教育(中学くらいから進学、就職、その他へと振り分けられた為、一部の生徒は形式的な理数教育しか受けていない)に有るときずき、お手本を当時水準の高かった日本に求めました.結果的に高校レベルくらいまでの一貫教育に変更した結果、世界でもトップクラスの教育水準になったのです.今、あわててフィンランドを研修に訪れる日本人が急増し、フィンランド人のほうが首をかしげている状態です.(このことは現地調査した北海道の教授からも報告されています)今のフィンランドの結果が、実は日本がお手本だったと言う、マスコミも十分報道していない事実があります.
 
慢性的な労働力不足解消のため、男女均等の労働条件を国が決め、厳格に守られています.
当然ですが、賃金格差はまったくありません.
女性の有給産休などは当たり前で、違反した場合は企業が罰則を受けると聞きました.
さらに、国民全員が就業年数に応じ1ヶ月から3ヶ月の有給を夏季に貰うことが出来、この次期は、特にサービス業の労働人口が不足するので、外国人に労働許可が発行されますが、労働条件は国で決めてあり差別的な待遇はほとんどありません.同時に、差別的な扱いや、発言、対応をした際の罰則もあったと記憶しています.当然、外国人への年金支給には差別が無いので、結婚後も定住する外国人が増えることになります.
結婚や家庭を早く持つことが推奨され、共働きへの優遇税制、住宅取得への銀行金利の免除、オムツ、育児用品の無料支給、などなど多くの優遇措置があります.教育費はほとんど無料に近く、オジもその恩恵を受けた一人です.
オジも最初の結婚で、マンションを購入したことがあります.そのとき20歳でアルバイトでした.何せ25年ほどの長期払いで、低収入と言うことで利息が0でしたからね.
全ては人口増加と、若い人口の海外流出を食い止めるための政策でしたが、こんなことを、40年程前には実施していたのが北欧です.その為に、当時の平均税率は、低いフィンランドでも35%にもなっていましたが、老後に不安が無いためでしょうか、国民は粛々と従っていました.
 
その当時、日本から随分と多くの国会議員や先生などが訪れ、オジも一生懸命通訳や案内などしたのですが、そのうち形式だけの公務出張と分かり、ばかばかしくなってやめてしまいました.実際、ほとんどの人はメモも取らず、他の国で遊ぶことしか考えていないのが実態でした.
オジがこの日本の国の政策に辛口なのは、このような経験や聞いた事から出たものです.
 
ほとんどの場面で、大戦後のフィンランドが目指し、目標としたのは日本だったと言うことで、その理由は、両方とも敗戦時に枢軸国側(フィンランドはドイツの同盟国)で、戦後賠償(フィンランドはロシアに)に苦しんだ境遇が似ているからです.
 
今は、フィンランドがほとんどの部分で世界の優等生になっています.日本の問題の多くは、上下を問わず公務員の質の低下と、組織の肥大化による国費の負担増加、政治の硬直化、などでしょう.杉村太蔵議員レベルが国会議員などとは、オジはほとんど怒りすら覚えます.
遊び半分で政治をしてもらう時間も、予算もこの国にはありません.毎日100人ほどが自殺し、子供は減り、年金は減り続ける.亡くなったおーるさんも直前まで言っていたように、実に情けない国になってしまっているのが現実と思います.
 
 
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6 Comments

  1. ☆LEON☆
    Posted 2006年5月25日 at 1:14 PM | Permalink | 返信

    オジさまに大賛成。
    私 難しいことはわかりませんが 日本の政治がいい加減なことはわかります。
    教育レベルが低くなりすぎです。いまどきの中高生の勉強時間は少なすぎ。
    勉強できる子より友人から好かれるこの方が好ましいと思う時代だそうです。
    冗談じゃない!!学生は勉強してこそ価値があるんですよ。
    そんな教育レベル 国民意識に誰がしたのーーーー???
    教育が充実しないと良い人材が育たないしそれが国力に結びつくじゃありません?
    私は子育て中ですからついつい教育について言いたいですわ。
     
    他にも政治に対していっぱい疑問がありますよ。
    二世三世議員がなんで多い??それは美味しい職業だから。
    政治家が美味しくてどうするの??私財を投げ打ってでも世を良くしたい!くらい思って欲しいですわ。(怒)政治家って世襲するもんとちゃいまっせ。ねーーーー!!!

  2. 尚(仮名)
    Posted 2006年5月25日 at 1:53 PM | Permalink | 返信

    「ゆとり教育」が推進されようとした当時、誰もが反対し、今になって間違いだったと気付いているのに何の措置もとらない。
    以前の状態に戻せばいいだけなんじゃないの?とおもうのですが、そうしてしまうと国が間違った政策を実施したのだと認めてしまうからなのでしょう。
    そんなに非を認めるのがいけない事なのか、認めない方が後々どえらい事になりますわな。

  3. kako
    Posted 2006年5月25日 at 2:10 PM | Permalink | 返信

     
      フィンランドの詳しい歴史、はじめて知りました。
      まさか、日本がお手本だったとはね・・
      たしかに お兄さまが、日本の国策に厳しいのも納得しました。
      LEONさんと 宮間ちゃま、わたしの言いたいことコメントしてくれてありがとうw

  4. なつ*さゆり
    Posted 2006年5月25日 at 3:03 PM | Permalink | 返信

    実は、フィンランド=ムーミン、キシリトールぐらいのイメージしか無かったのですが(//▽//;)
    国民にとっても、移住してきた外国人にとっても、素晴らしい国なんですね!
     
    「ほとんどの人がメモも取らず、他の国で遊ぶことしか考えていないのが実態」・・・キーーーーッ!税金ドロボー!!
     

  5. Kumiko
    Posted 2006年5月25日 at 3:17 PM | Permalink | 返信

       ゆとり教育で家庭が子供にかける教育費が増大
    したのは言うまでも無い。フィンランドのお手本が日本
    だったとは初耳です。日本の役人出張でメモすら取らな
    いなんてヒドすぎます!!税金返せー。
    バカンスを利用した外国人雇用政策なるほどー。
    社会保障に差別化が無いというのがこれまたすごい。
    40年も先にこんな政策を掲げていたというのにも脱帽。
    教育の初期で進路が決められるというのはたぶん
    ドイツのギムナジウムですね。若者は貧乏です、未来を
    作っていく世代にこそ投資すべきですね。納得。
    リクエストありがとうございました。やはり実際外国に住んだ
    人から得られる経験を通した視点は確かですね。
     

  6. 九州のじい様
    Posted 2006年5月25日 at 9:40 PM | Permalink | 返信

    お早う御座います ああああーーー学力 ねね私や弱い自慢じゃないが言いたい
    私の考えだよ 
     
    高知能 者 ばかりでわ 色んな面で 困る思う 皆いすに座り お前行け だれも嫌だろう
    資産 能力 知能  同程度 なら 誰が 下水 掃除 する 肥え汲み 誰がする
     
    関係 筋の方 過言 有りましたら 九州 お詫びします
     
     

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