用事があって帯広までドライブ.片道約250km.すっかり遅くなってから,新得の山の中に住むウェスタンビレッジのオーナーJACKをたずねたのだが,峠の3合目のわき道が見つからない.やっと見つけて記憶を頼りに林の中を走るが,当然街灯ひとつ無い山の中.道路と草むらの見分けもつかないほど真っ暗!あまりの暗さに車のヘッドライトが負けそうになる.やっとの思いで闇の中に窓明かりを見つけ,ガラス越しに覗いてみた.写真の格好でお食事中.窓から見えたのは,西部開拓史の蝋人形でもなければ,仕事終えた山奥の砂金取りでもない.動物たちと山中に住むことに人生を傾けているJACKである.窓から中をのぞきながら,こんなシーンが西部劇にあったな..なんて思っていた.テキサスの人里はなれた山添に,カウボーイの住む一軒屋.さしずめ私は腹をすかした馬ドロボーの役だろうか..
挨拶もそこそこに食事中の焼肉をいただいた.正直おいしかった.世間話やら,お互い早口の明石やさんまの言っていることがさっぱりわからないと意気投合.それでなくても北海道人には関西弁はなじみが無くわかりずらいのに,あの早口.おまけにオジは耳鳴りもち..意味がわからず,ただポカンとしているしかない.
すでにまきストーブが燃えていて,人懐こいダルメシアンが寝そべっている.山の中で,馬15頭,犬2匹,外には放し飼い(?)の熊,鹿,狐,りすがいる.
山の中ではそれなりの厳しさもあるだろう.JACKはそれさえも楽しんでいるように見える.
帰路は心配したとおり,山中ではシカに出会う.用心していたので問題は無かったが,キツネが横ぎるのにはハラハラさせられた.
山の中を走りぬけ札幌に戻ったのは深夜2時.
山の中の一軒家より,こうこうと明かりのついている札幌の街のほうが冷え冷えと見えたのは気のせいだろうか....
家に着いて居間の戸を開けると,尻尾を振りながら不満そうに見上げるフーが居た.
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7 Comments
JACKさんのような暮らしって確かに憧れますね。
厳しさもあるのでしょうが・・・。
フーちゃん、「遅かったじゃないか~~!!」とでも
パパに言いたかったんでしょうね(^^)
まるで、西部開拓時代のような生活w
日本でも 求めれば、厳しいけれど、こんな満ち足りた生活できるんですねぇ(^-^*)
陸の孤島と思える生活には 憧れ持つわ。
しかし、熊さんとは お友達にはなれそうもないけど・・・ ^^;
アーミッシュのようですね・・・。
焼肉おいしそーじゅるじゅる。
動物がいっぱいで楽しそうです♥
うあ、何だか時代を感じさせる暖房器具がある!(そこは関心するとこじゃない?w
JACKさん、かっこええー! 出来ることなら40代でリタイアしたいなぁ…
のんびり、好きな事やって生活したいなぁ… JACKさん、かっこええー!
………熊、出ませんか……?
なまらおっかないべさ(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
フーちゃん、心配していたんでしょうねぇ… 笑
500キロ 走ったの10時間 お疲れ さま
お早う 御座います ストウブ ですか 私はコタツ 付けました
朝 寒さ 感じます子猫のためにも 虫取り実行 します
ジャックさん、そんなに山の中に住んでおられるのですか?
やはり街にいるほうが何となく安心できます。しかし、田舎のように
人情が全くないのでこれが欠点です。
それよりも、ストーブ。懐かしいですね。今ではこのような鉄のストーブは
見かけませんが、私が子供の頃は幼稚園でも使っていました。
冬になって寒くなると先生が石炭を入れてストーブを炊いてくれます。
今の時代はそのようなものはありませんが、暖房もなかった時代
本当に懐かしいです。