翻訳の難しさ

とりたてて安部首相の肩を持つつもりは無いが、慰安婦問題で謝罪を繰り返している中での訪米先で、安部首相の言った「申し訳ない気持ちでいっぱいです」がアメリカでSense of apology と訳され、その英語訳,日本語を読んだ韓国紙がこの表現に対し日本の謝罪の気持ちが以前より後退したと安部首相を非難している.
果たしてそうだろうか?日本人の感覚ではほとんど謝罪と同意語の表現ではないだろうか?たとえは悪いが、ある犯罪者がまったく同情できないような犯罪を犯したとしても、犯人は謝罪として同じ表現を使うのではないか? そして、その表現で普通に日本人は謝罪と同義と取るのではないだろうか?もしかしたら、単刀直入に「謝ります」と言うよりは深い謝罪を表現していることになってはいないだろうか?もしそうだとしたら、軽い謝罪表現と取られた英語訳のほうに問題があるのではないだろうか..どうもしっくり来ない.なんとなくいちゃもん付けられているような気がしてならない.
翻訳でもうひとつ気がかりなのが従軍慰安婦だ.Military sexual slavery または Military comfort women と訳されるが、Military sexual slaveryなどは直訳すれば軍用性奴隷ほどの日本語になってしまう.この言葉からのイメージは、軍隊が女性を強制的に奴隷のように引きずりまわしているイメージだろう.日本は、従軍慰安婦の存在は認めている.ただし、個人的には例外もあったと思うが軍の強制は無かったと主張している.同じ従軍で従軍記者などがある.意味としては軍についていくほどの意味だろう.しかし、外国人が日本語の従軍慰安婦の訳 Military sexual slavery の言葉を見る限り、日本の主張に矛盾を感じてもおかしくないような気がする.実際に日本軍は女性を引きずりまわすような態度を取ったのだろうか?昔見た日本の映画、確か兵隊やくざか何かだったと思う.中国かどこかで日本兵が進軍する最後尾に、馬車に乗った日本の慰安婦がついていく場面を見た記憶がある.彼女たちは稼ぎに来ているのだから、そこには映画とはいえ妙な明るさがあった記憶がある.けっして縛り付けて引きずり回したりはしていない.戦中派ではないので断言は出来ないが、そんな悲惨な状況は無かったのではないか.ましてや今と違い合法である.(多くの場合作戦の漏洩を防ぐため女性は日本人だった).しかし、英語訳からのイメージは悲惨なイメージしか沸かない.従軍慰安婦問題の一部に、訳された言葉から来る悲惨な状況への誤解が無いとは言えないのではないか?これで問題の解決にならないことくらいは分かるが、翻訳の上で過剰に悲惨なイメージを持っている人がいるとすれば、ある程度の問題も含んでいるような気がする.決してこれで慰安婦問題の言い訳をしているつもりはないので誤解のないように.

6 Comments

  1. 尚(仮名)
    Posted 2007年4月27日 at 12:43 PM | Permalink | 返信

    やはり日本語と英語では単語の数の違いが翻訳の限界で誤解が生じる原因なんでしょうね。オジ様の記事を読むと、韓国は今回珍しく日本のパッシングではなく、翻訳の限界を紹介しているって事ですかね?だとしたら珍しい事もあるもんだなぁ。明日雹でも降るんじゃないですか?あれ、今日北海道のどこかで雪が降ったとか聞きましたけど…このせい? 笑

  2. 案山子3
    Posted 2007年4月27日 at 12:47 PM | Permalink | 返信

    オバンデ こ゜ざいます  ヒョゲンノ 難しさ  てすか
    言葉だから まぁ ね 理解して もらえるとね  いろいろ ねー
    軍隊 占領国 で 何に するやら 此れは 他国で あってます マア当たり前ですが
    日本軍も  差に有らず  無茶  一般人 しております言葉通じず したい 方財

  3. 野比のび子
    Posted 2007年4月27日 at 1:01 PM | Permalink | 返信

    ほんまやなぁ  難しいなぁ
    慰安婦問題ってもう既に謝ってるやんなぁ  ほれやのにまた謝れって・・・
    謝罪=お金・・・
    謝っても謝ってもいつまでも言うのって・・・・・やくざのやからと一緒やん・・・て思うけど
    ほんで慰安婦って政府が指示してやったことちゃうやん
    もういいんちゃうの  って感じ

  4. 尚(仮名)
    Posted 2007年4月27日 at 5:32 PM | Permalink | 返信

    やっぱりなんだかんだ言って日本を批判したかっただけなんですね…
    さすが韓国。
    なんにでも噛み付いて疲れないんですかね?

  5. Miyoko
    Posted 2007年4月27日 at 8:53 PM | Permalink | 返信

    やはり外国語は難しいですね。
    タイプで打ってある場合はローマ字がはっきりするからまだ良いのですが、
    手書きの場合が一番困ります。中には達筆の方もいてM、N、U、W、分からない人に
    ぶつかった時が最悪です。どこで切っていいのやら分かりません。
    一つスペルが間違えば全く他の言葉になってしまいます。
    英語の響きが悪いだけで、日本を非難する韓国もどうかと思います。
    韓国語だって普通に話しているのを聴いても、我々には
    喧嘩をしているような話し方に聴こえます。
    このような事は当然、無視でしょうね。分かっているって。
    今に始まった事ではないのですから。.....

  6. Kumiko
    Posted 2007年5月1日 at 5:07 AM | Permalink | 返信

    外国語って難しいですね。
    言葉のもつ定義やイメージが違うから
    翻訳って難しいですね。

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