何のための、誰のための発展か、

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国連環境計画(UNEP)は北京市の大気汚染は来年のオリンピック開催までに著しい改善は見込めず、北京市の大気汚染は、世界保健機構(WHO)が定めた安全ラインを下回っていると指摘。国際オリンピック委員会は、問題の改善が無ければ一部の競技を遅らせる可能性を示唆したが、国連の報告書は、来年8月の北京五輪までに、現地の大気汚染の状況は大きく改善する見込みはないことを明言し、WHOの医師は、BBCの取材で、「重度に汚染された空気中にいると、深刻な疾病を誘発する恐れがある」と述べ、「心臓病患者が観戦を計画しているならば慎重に考え直すべきだ」と助言した。上の写真が北京オリンピックのほぼ出来上がったスタジアムで、「鳥の巣」と呼ばれている。右はごく最近の鳥の巣を撮ったものだが、うっすらとスモッグでかすんでいるのがわかるでしょう。経済優先で、環境基準も何も整備しないままにつきすすんだ結果がこれ。遅まきながら鄧小平~江沢民の時代に前面に掲げられた「経済成長至上主義」を見直し、先ほど終わった5年ぶりの中国共産党第17回大会では胡錦濤総書記(国家主席)が、調和のとれた持続可能な発展を目指す戦略思想「科学的発展観」を党の路線として全面的に推進することを宣言した(要は科学的根拠を元に開発しようということ)。が、しかし、土地開発や企業誘致でワイロの味を覚えた地方政府の役人は理解しようとしない。同じ規模の国民総生産(GDP)を達成するのに、中国は日本の8倍の資源を消費する。生産効率も何も無い、石油や石炭依存の資源がぶ飲み体質で突き走り、環境整備もしないまま汚水は川に垂れ流しが続いている。その影響はじわじわと日本にまで来つつある。高級車に乗る成金がいる反面、土地がない農民出稼ぎは1億人にもなり、1日1ドル以下の収入の貧民層は1億7千万人に達し、地方の農村には電気も水道もない。世界の自殺者の35%35万人が中国で、国民の3分の2(66%)が無保険な上、医療費が高額なため医者にかかれない。業者と結託した当局(地方の党・政府)にわずかな保障で土地を取り上げられた農民は全国で4千万人以上。毎年200万人以上のペースで増加中。労働環境が劣悪なため、2005年の労災事故は69万1,057件で労災死者は11万9,827人に上り、世界の鉱山での死亡者の80%が中国。結果、1994年は約1万件だった民衆による暴動・騒乱が2005年は8万7,000件にまで達し、一方で、中国では年間、5兆円以上の公費が役人の飲み食いに費やされる。公用車も400万台以上にのぼり、その維持費は6兆1000億円。教育はいきわたらず、人口の15.88%が文盲、または半文盲。。もう全てがむちゃくちゃな状態。中国政府の一番の心配は大規模な暴動である。無理も無い。発展の起爆剤にしようとしたオリンピックが、北京を人の住めない街にしてしまった。世界で一番の汚染都市が北京で世界の劣悪環境都市10市の内6都市が中国にある。

2 Comments

  1. のび子
    Posted 2007年10月28日 at 8:50 AM | Permalink | 返信

    オリンピックの建物?????

  2. kako
    Posted 2007年10月29日 at 1:52 PM | Permalink | 返信

     
     中国国内がここまで悪化してるとは おどろきです!
      暴動が起こって当然だけど、こんな中国で平和の祭典とは!
     
      ぼったくり、偽者大国中国
            世界中の人が この惨状を知れば、間違いなくオリンピック入場券は 大幅に売れ残る。そのつけが また国民にくる。
             選手達が可哀想としか、いえません。

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