日本の月探査衛星「かぐやひめ」はすでに探査軌道に入り、月面100キロ上空から月を探査する。追いかけるように中国が同じような探査衛星、その名も「嫦娥1号」(じょうが 嫦娥というのは日本の『竹取物語』(かぐや姫)の原典となった月の女神(天女)のこと。嫦娥は“永遠に美女”という意味)の打ち上げ。日本で言う仙女(せんにょ)とか。それでは仙女とはなんだというと、日本の漫画の世界で仙女を描いたのが右のイラスト。特殊な能力を持った若い女の子を指しているようで、名前からしてかなり「かぐや姫」を意識している。所で。。中国初の月探査に向けた周回衛星「嫦娥1号」打ち上げ後、貴州省の村落に落下した長征3号Aロケットの残骸というニュースが今頃流れてきた。なんと残骸(ざんがい というにはでかすぎでしょう。ほとんど燃料タンク本体。!!!!)の一つが中国貴州省に落下、民家を直撃、一部民家が損壊したが、死傷者は出ていないという。 落下地点は同省福泉市道坪の山中にある村落。ロケットの残骸が付近のトウモロコシ畑などにも複数落下した。 中国新聞社電は「残骸の落下地点は当初の計画の範囲内。当局が適切な住民退避措置を講じていたため、負傷者は1人も出なかった」と強調している。当局が周辺約300平方キロに住む農民ら約20万人を避難させていたので人的被害はなかったそうで、被害を受けた農民に賠償金2万元(約30万円)を支払ったという。それにしても大雑把ですね。残骸といえど、こんなでかいのが降って来るとは。。家屋直撃!!!もっと広い場所がありそうなもんだが、ここが中国的発想で、国土、土地はすべて国、政府、強いては共産党のものという考えなので、民間被害を考慮するなどは後回しになってしまう。日本の衛星は月の上空100キロからの探査で、中国は200キロ上空からの探査、この辺で月の引力を調整してより近いところから探査できる日本の技術が数段優れているそうだ。今年はすでに打ち上げロケットの失敗で小さな村が全滅し、死者も出ている。まずは成功してよかった。
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3 Comments
コメントありがとう。
私もきっとプラス効果があるのを信じて、本を買っています。
まだ、100%に本を分かることはできないが、自分への挑戦として、今は努力して読めようとしています。
仙女ですか。嫦娥ですね。確かに日本の昔話によるとそれを「かぐや姫」と呼んでいるですね。
それはそれとして、ひどいことですね。(死者が出てないけれど)それでも、びっくりするニュースですわ。それに、残骸が一回落ちたら、二回も続いてくるのかもしれません。
恐ろしいことです。
それでは
浅野せん
ほんとうに中国は、次から次へとネガティブな意味でアンビリーバボーなニュースが続いていますね・・・
そして、そういう次から次へと出てくるニュースを、次から次へとしっかりキャッチして
ブログにアップしてくれるリュウさん^^ リュウさんのおかげで、多少ニュースを見るのをさぼっても、
世界のホットなニュースに接することができているような・・・(;^_^A
それにしてもこの「残骸」の大きさはものすごいですね・・・他の国では前代未聞のニュースではないでしょうか・・・。
中国のこういうニュースは、決して楽しいものではないけれど、ある意味
他国にとっては反面教師としてとらえることも出来るような気もしますね。
たとえば、きのうTVを見ていたら「アメリカではアフリカのことなど会話にものぼらないし、考えもしない」と
ある男性が言っていましたが、アメリカでは米国民の福祉、人権、自由は強調されているけど、
自国の国益のことしか考えないし、他国のことには無知で無関心な傾向が強いという点では、
中国を反面教師にしたほうが良いような気もします!
かぐや姫からのプレゼントなら、飢餓地帯に食料でも撒いてくれればいいいのに。
こんなデカイ落し物が 東京落下したら、確実に死傷者多数!
世界各国へ配信されるニュースになること確実なのに、中国だと大騒ぎもしないのね。
もう、あきれて、世界マスコミも相手しないでしょう。