チベット(6)ニュースまでニセモノ

m97839

右の写真は、3月14日のチベットの暴動の際に、チベット人に紛(まぎ)れ込んだ中国共産党警官の写真。彼を良く知る女性がニュースから見つけた。彼はデモに紛(まぎ)れ込んで平和デモをあおり、デモを過激なほうへ引っ張り、中国側の攻撃に有利な状況を作る。平和デモは一変して暴徒(ぼうと)の集団と言い換えられ、中国側は何をしてもよいことになる。中国人の店を壊すチベット人もこのようなニセ警官や変装(へんそう)した共産党軍だと言われている。中国のニュースでわざとこの映像を流したが、報道陣から疑問が出た後はこの映像は消えた。

中国がこのようなことをするのは珍しくなく、1989年のチベット暴動でも僧侶(そうりょ)や暴徒に扮したスパイが平和デモにぬれ衣(ぎぬ)を着せるためにわざと乱暴や扇動(せんどう)を行った。それを証拠(しょうこ)にして、デモ隊に向け可能な限りの残酷な鎮圧(ちんあつ)を行った、。

14日の流れはこうだ。今回のチベット民衆による抗議行動は1989年と似ている。20歳前後の男性のグループが十分に計画を練(ね)ったうえで行動を起こしている。まずスローガンを叫び、すぐさま小昭寺の近くに駐車してあった車両に火をつけ、その後周囲の商店に押し入り、商品を略奪したうえ、続けざまに数十件の商店を焼き払っている。行動には秩序があり、歩調も機敏で動作も手練れたものである。小昭寺付近の道路にはすでに大きさが揃った、投石用の重さが1、2kg前後の石が用意され、配備された公安や私服警官らが早めに登場。その後、大量の軍警察と軍用車がすぐに到着し、スパイのグループがいなくなった後、遠慮(えんりょ)なくチベット人の平和デモを攻撃、発砲し「暴動鎮圧」というシナリオを成功させた。マスコミが入れず、とれない1映像がしっかり撮れているのもこういう仕組みによるものだ。中国の思惑(おもわく)、それは暴動が起きそうなところはオリンピック前に早めに鎮圧(ちんあつ)しておこうということだろう。

要するに、ニセモノ大国の中国では、ニュースもニセモノということだ。

広告

7 Comments

  1. kako
    Posted 2008年3月24日 at 2:52 PM | Permalink | 返信

     
     チベット侵略、暴動鎮圧のニュースは 断片的にしかはいってこない、とニュース解説者が話してました。
     聖火式典に抗議した模様も 中国では ニュースで放映されなかったし、聖火ランナー、選手の抗議行動もおこされるようですし、
      中国はいつまで、チベット弾圧を続けるのでしょうか。
     中国を世界の仲間入りさせるための開催地決定らしいですが オリッピックが血塗られそうな勢いです。

  2. Mito & Koru
    Posted 2008年3月24日 at 3:43 PM | Permalink | 返信

    インドのチベット亡命政府は死者が120人以上だと言い、中国政府は十数人だと言っていましたね。
    米国などの衛生写真で見ると、数百人上の死体があったとも言われているそうですが・・・
    少なくとも、事実と最もかけはなれた虚偽を報告しているのが中国政府であるのは確かなようですね・・・(T-T)

  3. Mito & Koru
    Posted 2008年3月24日 at 3:56 PM | Permalink | 返信

    ぁぅ。。。漢字は、衛星写真でした・・・衛生はまちがいです。ごめんなさい_(;・ェ・;;)_

  4. Mito & Koru
    Posted 2008年3月24日 at 4:21 PM | Permalink | 返信

     
    何度もすみません。
    リュウさんは最近BBCで流しているINSIDE CHINA (インサイドチャイナ)という番組をご存知ですか?
    もし衛生放送を見られるようでしたら、ぜひその番組もご覧になってみてください。ますます中国のすごさに驚きます><
     
    先週、その番組で、中国の都会の小学2年のレポートがされていました。
    クラスの学級員を民主的に投票で決めることになったのですが、子供たちは「選挙」という言葉すら聞いたことがありませんでした。
    3人の候補(女子1名、男子2名)がまず担任教師によって選ばれ、その中から投票によって学級委員が選ばれることになったのです。
    その3人のうち男子2人はあらゆる裏工作をして、ライバルの子たちを何とかして蹴落とし、自分が当選しようとしていました。
    親たちは、自分の子供が当選できるように、本気で入れ知恵をしたり、選挙演説する子供の様子を教室の外まで見に来るしまつ・・・。
    しかも、親は簡単な景品みたいなものを子供に渡して、クラスメートたちに配らせ、一種のワイロで票を集めようとしたり・・・。
    けっきょく、人間的にマシなほうの男子が当選したのですが、落選した二人は本気で泣きじゃくっていました・・・。
    落選した男児のほうは、かなり横暴で、将来の目標はコキントウ首席らしいです・・・。
    小2のクラス委員の選挙ごときで、裏工作、騙し合い、蹴落としあい、そして落選すれば泣くって・・・
    なぜあんなに必死なのでしょう?ほんとうに同じ地球、しかも隣の国での出来事だとは信じられず、我が目を疑いました。
    しかも、見た目はで欧米や日本の子供たち以上に身なりが良く物質的に恵まれた子たちばかりなのに、中身はコレですから・・・
     
    何が言いたいかっていうと、きょうのリュウさんの記事みたいな出来事は、ああいう子供たちを見れば中国的な感覚では当たり前なんだろうと思ったということです。
    あんな子供たちがが大人になれば、この写真の共産党員のように平気でチベット人になりすましたり、人を騙したり、惨酷な弾圧をしそうです・・・。

  5. sen
    Posted 2008年3月24日 at 5:31 PM | Permalink | 返信

    おはよう
      恐ろしい。。
      その写真を見て、なんとなく、中国の恐ろしさを思い知らせるのです。
      このような暴動は、初めてではなかったですね。
      中国は、一体、どれだけの野心を抱いているのでしょう。
      きっと、これから、何かするつもりですね。
      怖いです、恐ろしい。。。
      古代の帝国は、今に蘇って世界を・・・
     
      後はね、
      ジェロさんのことです。
      実に素晴らしい声でしたよ。
      NHKでみました。^^
      本当は信じられなかったですが、、
      次第に、感心しました。
     
     
      それでは
     
                                                                              あさのせん

  6. 案山子3
    Posted 2008年3月24日 at 9:24 PM | Permalink | 返信

    お早うございます 人と人 仲良く行かない者でしょうか
    勇ましい 写真ですね 大人が 真剣に 喧嘩 してるのねー
     
    日本の国会も 他国が 見ると 可笑しい でしょうね
    国 社会 税金 で 成り立ってます 削ると 何処かで増やさないと 国民騙されそうですよ

  7. Miyoko
    Posted 2008年3月24日 at 9:49 PM | Permalink | 返信

    何日か前のTVのニュースのこのような刃物を持った人が映りました。
    この方かどうかはさ中ではありませんが。
    フランスでは既にボイコットの賛成票が半分以上になっています。
    それに引き換え、北京のニュースが流れましたがこのようなことがあっても
    中国人は知ってか、知らずか、平和そのものでしたね。

コメントを投稿

Required fields are marked *

*
*

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。