*悪夢の8516日、地下に娘と子供3人、24年間監禁!!画像 詳細 アムシュテッテン オーストリア:

80428fDaily MailTHE SUNTelegraph, HEAVEN、ほか外報から。。。こんなことってありえるのか?悪夢の8516日(以下名前の読み方は、英語読みと現地の発音が混在しているため、ヨゼフはヨセフ、ヨーセフ、ミカエルはミハエル、マイケル、エリザベスはエリザベート、カースティンはケルスティン、シュテファンはステファンと表記している場合もあります。この記事はこのブログのカテゴリー:犯罪 に保管してあります。なるべく正確に書くようにしましたが、事件当初は誤報もあり、間違っている部分が在るかもしれないことをご了承ください。記事は詳細を知りたいと言う個人的な興味からの記録保存用です。個人的なリンクやコピーはどうぞご自由にお使いください。猟奇的な事件としてみるだけでなく、断片的な記事情報から、エリザベスさんの人間性やたくましさを読み取っていただけると幸いです)

「監禁事件の状況と人々」 娘を24年間にわたって地下室に監禁、7人の子を産ませていたとして、オーストリアの73歳の男が取り調べ中です。この非情で残酷な男は、ウィーン郊外のアムシュテッテン(Amstetten, Austriaオーストリア北東部、人口24000人)に住むヨゼフフリッツ(Josef Fritzl 電気技師73歳)で、娘のエリザベス・フリッツ(Elisabeth Fritzl現在42歳、昔のニックネームSISSI、英語のSISSY弱虫を意味するのか?が18歳のときの1984年8月28日、薬物を使用したうえに手錠をかけて地下室に誘導、そのまま24年間にわたって監禁、凌辱をくり返し、出産にまで至らしめていたものです。エリザベスさんが子供たちとともに閉じこめられた地下室は、天井までの高さが5フィート6インチ(約170センチ)の窓のない一連の部屋で、扉は食器棚の背後に隠され、暗証番号によるロックがかかっていました。部屋は寝室、食卓のほかに便器なども備わっていたといいます。エリザベスさんは長年にわたる凌辱で、7人(その後の調べで24歳の時に流産をしており、妊娠したのは8回となる、2008年11月15日付け英国紙サンによる)の子供を監禁されていた地下室で出産。生まれた(1996年4月28日)直後からエリザベスさん一人で処置が出来なく、3日後に死亡し、その後、ヨゼフの証言ではボイラーでCi080504224416 gouseifritzl-montage_325706a 焼かれどこかに埋葬された双子の内1人ミカエル(Michael 0歳)を除き、監禁されていた子供はカースティン19歳(Kerstin女)、シュテファン18歳( Stefan男)、およびフェリックス5歳(Felix男)の3人で、残る3人は1993年から3回に分けて家に届けられ、リサ(Lisa16歳女)、モニカ(Monika14歳女)、アレキサンダー(Alexander12歳男、双子の生き残ったほう)は、上階 で夫婦の養子として育てられました。妻のローズマリーさん(Rosemarie67歳)がこれらの子供たちの面倒をみていましたが、夫のヨゼフは行方不明になってカルトに入信したエリザベスさんが置き去りにしたと説明。監禁翌日には失踪届も提出していたため、彼の妻は疑いをもつこともなく、夫の子供だとも知らずに学校にも通わせていました。 その間ヨゼフは9時になると図面の仕事をすると言って地下に降り、時には朝まで戻らないこともあり、その間はコーヒーさえも運ばないように言い渡していたそうで、本当に彼の妻は気づいてなかったのかという疑問も持たれていますが、今のところ共犯の証拠は見つかっていないとの警察発表が出ています。なお、夫婦にはエリザベスさんのほかに子供が5人おり、エリザベスさん以外は成長して家を出、それぞれ家庭をもっているとのこと。(画像は,最初がローティーンの頃と1981年15歳の頃のエリザベスさんと1982年の父親ヨゼフ47歳、右は養子にされた3人と右下、妻のローズマリー

「監禁事件の発覚と被害者達」  事件が発覚したのは、いちばん年上のカースティンさんが2008年4月19日に病で倒れ、妻のローズマリーの旅行中のスキにヨゼフが病院に運んだことがきっかけとなりました。この時アルバート・ライター医師がエリザベスさんがカースティンのポケットに入れた「助けて」のメモを見つけます。彼はその時、直感的に父親の態度に不審さを感じました。さらに見つけたメモの内容と、ヨゼフの説明する「エリザベスは子供を捨てた」という説明がかみ合わないのです。治療には過去の病歴を知る必要があるという口実で、病院側は母親であるエリザベスさんの所在を求めます。母親が行方不明ということでTV局もニュースで行方を求めます。それを地下の子供たちもTVで見ていました。その後、ヨゼフは何も話すなと口止めした上で地下室からエリザベスさんと、監禁されていた残る2人の子供たちをいったん解放、翌20日に病院に連れていきました。このときに「行方不明の娘が突然帰ってきた」などと、妻や病院に説明し、あまりの不審さから警察に通報されて、DNA鑑定なども経て、監禁の全貌が明らかになり26日ヨゼフ逮捕となります。カースティンさんの症状は、長く地下にいた為、歯はすべて抜け落ち、心因性の病気やてんかん、多臓器不全、腎不全で意識が無く現在も入院中で重態。施設に収容された二人は落ち着きが無く、混乱している様子です。日照不足や新鮮な空気の不足から、3人とも貧血で皮膚が非常に薄いとの事。

「子供達への治療と支援」 また、エリザベスさんの供述によると、ヨゼフは彼女が11歳の頃から凌辱をくり返していたということで(その後のヨゼフの供述では性的関係は彼女が19歳の1985年春からといっている)、現在、監禁されていたエリザベスさんらは595Ci080503162241の病院でカウンセリングと集中治療を受けていますが、初めて日光をみた子供たちの状態が心配され、治療は長期に渡ると予想されています。当然かなりな費用が必要ですが、ヨゼフの事業はすでに破綻し、銀行から100万ユーロ(1億円以上)ほどの返済を迫られている状態で借金の総額は数億円規模とか、この家族は今後の莫大な治療費をどうするかという大きな問題を抱えましたが、現在、世界中から寄付の申し出があり、過去の監禁事件の被害者からの多額な献金(後述)があったりで金銭的な問題は解消されそうです。国の福祉部門は、正式にはオーストリアの国籍を取得していない地下にいた子供に対して、過去にさかのぼって補助、支援する体制です。.エリザベス さんには白髪やしわも多く、実年齢より20歳ほど年上に見えるそうです。、地下にいた5歳と18歳の成長は、予想よりは正常だったそうですが、言葉は話すものの、時に舌打ちするような独特な特徴があり、足の筋肉が未発達で、5歳のフェリックスはたまにサルのように手を使って歩いたりもするそうです。地下にいた子供達は、窓の無い特別な施設で治療を受ける予定で、医師の発表によれば、子供達は青い色、枯葉の落ちる音、携帯電話の受信音を怖がるそうです。(監禁直前の1984年18歳と最近のエリザベスさんのイラスト画)                                                                        

「監禁場所の状況と経過」  地下室内部の画像が公開されました。 それによると、もともとは高さ3フィート(約90センチ)で、食糧などのAustbasement3REUT228x697 貯蔵庫として機能していた地下室ですが、1978年(当時エリザベス12歳)と1983年(当時エリザベス17歳、監禁は、一部報道では18歳の1984年8月からとされているが、その半年前、17歳の時という証言もある)の2度にわたり核シェルターとしての地下の建築許可を申請し認可され、その前後、6年掛けてヨゼフはここを60~80m2ほどに拡げるとともに電気、水道などを引き込んで改装,子供が増えるのにあわせて部屋も増設し、最終的には10年を費やした。その後の調べで、空気の引き込みは一箇所しかなく、地下は慢性的な酸素不足だった。事件発覚後に、4人の調査官が同時に入ると呼吸が難しかったと報告されている。かび臭く、不健康な地下の彼らに与えられた常備薬は頭痛薬のアスピリンのみだった。工事中、一時はエリザベスさんにも手伝わせ、その際には首にひもをつけていたそうです。浴室もあり、エリザベスさ80428nんらはテレビを観ることも許されましたが、そのテレビこそが子供たちにとっても唯一、外の様子を知る手段だったようです。5歳のフェリックスは、テレビで観た車」に興味をひかれ、解放されてから病院に運ばれる間に生まれて初めて車に乗ったことから、興奮してまわりを質問攻めにあわせたそうです。

「新事実や推理できること」  その後の調査で、今から13年前の1995年頃、1階に入っているテナントの一人が床下から奇妙なノックの音を聞いていたことが判明した。エリザベスさんのその合図は残念にも理解されなかった。この父親は監禁前からエリザベスさんには厳しかったようで、些細なことでも平手打ちしていたようだ。家庭内でも暴君で、彼が黒いといえば白いものも黒くなった。その反面子煩悩で、旅行に行くと養子の3人分にしては多すぎるおもちゃを買っていたと言う証言もある。

24年間の監禁については全く反省の色を見せていないと警察発表。5月2日の報道では、彼は自分が正常ではないと気が付いていたと述べ、精神病の検査を自ら申し出ているが、先の工事申請のように変に律儀なところもある。性倒錯者には間違いないと思うが、実に不可解な人物だ。現在、父親には22年前に当時17歳の女性を殺害した容疑も出ているし、1960年代後半には看護婦を強姦した罪で服役もしている(1967年有罪、懲役18ヶ月)が、その後前科は法的に抹消されていた。このことも含め、オーストリアでは性犯罪に対する法改正も検討され始めた。

Ci080510183444 「大まかな経緯」  事実関係から推察すると、内気で、将来は美容師(cosmetician)になる夢を持っていたエリザベスさんを溺愛し、11歳から関係を持ち、16歳で彼女が家出したのを連れ戻し、夜遊びをしたり、だんだん言うことに反発するエリザベスさんが18歳になって、ボーイフレンド(実際に男の友達はいた)が出来る年齢になると離れていくことが我慢できずに性目的で監禁したと読み取れる。2007年末に、エリザベスさんの筆跡で「今度の夏に息子たちと戻ります」と書かれた手紙が警察に届いていて、その手紙からヨゼフ容疑者の指紋が検出され、警察は手紙の内容からヨゼフ容疑者が近く監禁を終わらせようとしていた可能性もあるとしている。 地元オーストリアの新聞は「オーストリアの犯罪史上最悪の事件」と述べているそうです。(部屋の見取り図と最近の父親ヨゼフ、地下の内部,右はエリザベスさん監禁前)

Ci080510184952 「新しい証言や進展、新たな疑問」  調査が進むにつれいろんな事実が判明しています。1990年から4年間地下室の上に部屋を借りた男性は、エリザベスさんと親しかった人から、彼女が姿を消す前にヨゼフから虐待を受けていると告白された事実を知らされていました。まさか地下に監禁されているとは知らず、部屋を出されるのが嫌で、ヨゼフのことは気にしないでそのまま住んでいたのですが、あるとき自分の電気代の多さから、地下と一緒になっているのではと気が付いたそうです。その後、飼っていた犬が地下のドア付近でほえたためヨゼフに嫌われ出ることになります。また、街中のうわさでは、妻のローズマリーが買い求める食料品の多さから、彼女は知っていたのではないかというウワサも消えません。地下室には冷蔵庫もありましたが、長いときは1ヶ月ほどもタイなどにバカンスに行っていたヨゼフの代わりに誰かが食料を届けたのでないかとも言われています。妻のローズマリーは否定しています。現在は、ローズマりーも被害者だったという見方が主流になり心理療法の治療を受けています。(写真は夫婦で)

「エリザベスや子供達のその後」 5月6日の報道では、重症だった子供も含め良い方向へ向かっているそうで、養子の3人と地下の子供達も面会し、養子だった3人が地下の2人の子供を元気付けているそうです。少しずつだが新しい家族が出来つつあると報告されています。地下で育った子供達は、明るさになれていないためサングラスも提供されていますが、日増しに皮膚の色も良くなってきています。エリザベスはゆっくり過ぎた地下の生活のせいか昼寝を取ったりしながらも子供達を心配して紫外線照射やビタミンDの補給を頼んだそうです。その後子供二人には水槽に入った金魚とぬいぐるみのテディーベアが贈られました。5月の母の日には、離れたところで闘病するカースティン以外の子供5人とエリザベスさんで母親ローズマリーさんに花を贈りました。エリザベスさんが始めて実の母親に再会したときの言葉が英訳で残っています。「 "I can’t believe I’m free – is it really you? I can’t believe I’m out. I didn’t think I would ever see you again. It’s all too much for me. I don’t ever want to see him again."」 自由なのが信じられない!本当にあなたなの?私は外にいるのが信じられない!もう二度と会えないと思っていた。いろんなことがありすぎた。二度と彼(父ヨゼフ)には会いたくない。。。一見してエリザベスさんは悪夢を経験したとは思えないほど普通です。彼女は早く肌で雨を感じて見たいそうです。走る事の出来なかった子供達は施設の中で走りに夢中です。5歳のフェリックスの回りは笑いが絶えないそうです。

現在治療中の彼女の最大の悲しみは、一人でいるときに双子で生まれ、産後の処置が出来ないまま3日で亡くなり、その後非情なヨゼフにボイラーで焼かれた双子の一人で、エリザベスさんが友人の名前からミカエルMichael と名づけた子供のことだと語ったそうです。彼女は父親に補償を要求することに同意したと弁護士の発言がありました(5月7日確認)。

5月14日付けの報道では、18歳のシュテファンの願いは家族で新鮮な空気や日光や自然を満喫すること、5歳のフェリックスの夢は、車を運転し、雪の上でのそり遊びや、他の子供と遊ぶこと、そして広場を走ることだそうです。下のほうに手書きのエリザベスさんのメッセージを掲載してあります。上がフェリックスの手形。

「ヨゼフの性癖」 父ヨゼフは監禁Ci080507104043をする前から、自宅から50キロ離れたLinzの街の売春宿Villa Ostende で少女趣味を満足させていたことも発覚しています。そこでもサディスティックで、暗い地下の監獄に似せたような部屋を好む異常な性格の人物で、死体のように振る舞う事を要求をする、2度と相手にしたくないタイプだったと記憶されている。最低のことを要求しながら、自分には最高の敬意を求める。狂ったヨゼフにはその境目が分からない。こうして、少しずつだがヨゼフの歪んだ性癖のルーツが見えて来ると、彼には隠れた余罪が相当あるような気がする。(左の建物は彼が通った売春宿。ここには昔ヒトラーも通ったことがある)現在身柄を拘束されているヨゼフは、運動などで独房から出ることも無くTVや新聞を見るだけで時間を過ごしています。収監されている刑務所の内部も彼にも安全ではなく、他の囚人の彼を殺すという声を彼は聞いているはずです。皮肉にも、今、彼にとっては地下や牢獄が自分でいられる一番の場所なのかもしれません

Ci080512144544 「ヨゼフの言い訳」 ヨゼフの反論も聞こえてきた。「自分は怪物Monsterではない」と。その根拠として、自分は地下の子供や娘を殺さずに生かしただろうと、また、カースティンが病気になったとき地下の全員を解放していると言っている。早くも5月8日には非公開に裁判所で審議が始まりますが、精神病で持ち込みたい彼ヨゼフの弁護士に対し司法は「彼はそれほどの精神病者ではない」と反論しています。また、ヨゼフも自分の性格や行動の原因にナチズムと、尊敬と畏怖の念を持った母親の影響のせいだと自分を正当化し始めました。母親への余りの愛着は、歪んでヨゼフの中では性の対象にまでなっていたそうです。どちらにも人をコントロールし支配する事に長けていた共通項があり、自分の行動の原点はそこにあるという奇妙な論理です。母子家庭で育ったヨゼフは大家族を持ちたい願望があったといい、彼の言葉を借りれば「王国」と言う誰にも犯されない地下に別な家族を持ったことで優越感を感じ、上の階で大家族の面倒を見た妻のローズマリーを今でも愛してるといいながら、なぜ結婚中に強姦事件を起こしたかについては「自分でも分からない」と言い、「やはり自分は怪物monsterかも知れない」と告白したそうです。エリザベスさんに対しても、バーに出かけたり、夜遊びを始めたので社会の悪い影響を受けないように監禁したのだと勝手な言い草で正当化し、残酷な扱いをしながら、「彼女は手がかからづ、自分にはいつも素直だった」と言い放っています。しかし、いつか子供達が裏切るのではないかと思っていたとも言い、実際それは自分が思っていたよりも早く起きてしまったと言っているそうです。彼の中に偏執病(へんしつびょう、パラノイア; 英:paranoia)的部分を見つけるのは難しいことではありません。5月9日の段階で、彼は亡くなった双子の一人について,、適切な処置をしなかったことでの殺人罪に対し、それを容認する態度を見せています。(写真はヨゼフの刑務所の部屋と言われるもの)

「途中経過での私的見解 2008年5月10日記」   一見、支離滅裂なようなヨゼフの発言から、彼にはナチス占領時Ci080510174719代に見た、暴力的にしろ人が人をコントロールし、支配することに憧れを感じ、自分に厳格で在っても理想的な女性でもあった母親に、理想的な、自分がなるべき男性像を見たのではないだろうか。そして、その対象は身近な弱い子羊のようなエリザベスに向けられた。家族や子供が増えることで自分は偉大な父になり、偉大な男になったような錯覚を起こし、そのことがさらに彼を尊大な男へと導いたのではないだろうかと想像する。結果的に出来上がったのが残酷で、傲慢で、女性を暴力的に征服することでしか満足が得られない狂人だった。ふつうであれば、何かの欲求が強くても常識や理性でストッパーがかかるが、病んだ精神ではそれが欠落している。こんな分析が自分なりに、ここまでの経過で出来上がったのだが、果たして専門家はどう見るのだろう。狂人の言うことだからどこまで真意か分からない。しかし、事件発生からこの事件の経過を追って、狂ったヨゼフの勝手な正当化とは分かっていてもヒトラーにたどり着くとは思っても見なかった。彼、ヨゼフにタグをつければ、マザコン、パラノイア、ロリコン、モンスター。こんなところか。そして、何よりもこの事件で際立っているのは、一冊の医学書だけで7人の子供を産み、育て、最悪の状況に耐え抜いたエリザベスさんの強さです。母性の強さに感心するばかりです。そういう意味で、多くの人に知ってもらいたい事件です。 (写真はアムシュテッテンでナチスに敬礼する女性達 1938年)

Ci080510174747 「オーストリアの関連事件と捜査ミス、歴史的背景」    司法大臣の談話では、エリザベスが失踪した当Ci080510180140時に充分な捜査をしなかった行政の不手際を認めています。また、ヨゼフには郊外に所有してホテルでの放火疑惑がありますが、そのほかに2003年から2004年にかけて問題の家で3回失火(放火の疑いが強い)が相次ぎ、合計14000ユーロの保険金が請求され払われています。その際に調査官が充分な調べをすれば地下の隠し部屋も見つかったのではないかと言われています。  オーストリアでは他に、2006年ウィーンで学校帰りに誘拐され8年間地下に監禁されたナターシャ・カムプッシュ(Natascha Kampusch 彼女は過去の経験を書いた本の印税からエリザベスさんへ多額の寄付をすることを申し出ています)・・脱走、犯人は鉄道自殺、2007年リンツ、精神異常の母親(法律家)が7年間3人の娘を監禁などが起きている。オーストリアでこうした事件が多発する背景には、前の大戦中にオーストリア国内にナチの強制収容所が多数点在し、監禁、強制労働、拷問などが行われた背景と関係があるのではないかと憶測されている。(写真はナチス占領時代の街 1938年 と若い頃のヨゼフ)

「エリザベスと子供からのメッセージ」  街のショッピングセンターに掲示されました.5月14日 公開「私PosterForKirstin_468x327 たちが課FelixHansdDM_468x274 せられた運命に、多くの同情を寄せていただき心から感謝しています。あなた方の思いやりは、困難な次期を過ごしている私たちを助けています。世の中には善意と誠実な方々がいることを私たちは身にしみて感じています。私たちの望みは、何気ない生活に戻ることです」下の手形に「私の望みは、カースティンと愛する子供たちが回復すること。家族を守ること。そして、温かElizabethHansdDM_468x368 みと同情を寄せてくれた方々に感謝します」と書き添えてあります。まだ5歳のフェリックスは、みんなと遊んだり、雪でそりを滑ったり、自動車を運転したり、原っぱで走り回るのが希望です。 上の小さな手形がフェリックスでエリザベスさんが代筆しています。

子供たちとエリザベスは最近(5月15~16日)に治療中のクリニックの外の散歩を楽しみました。医者からつけるようにと言われた紫外線から目を守るめがねをつけて不思議な外の世界に驚嘆の声を上げたそうで、木を見ても、池の金魚を見てもすべてが驚きだったようです。彼らの回復は想像以上に早いですが、退院後の生活についてはまだ結論が出ていません。姓名を変えて、郊外に移り住む可能性が高いようです。地下室のあった家は観光名所になり、カメラを持った観光客であふれています。マスコミは何とか地下室にいた子供の写真を入手しようfritzl-tourists_679415cとあの手この手Rosemarie-Fritzl192_679272eで待ち構えていると報道されています。

  「恐怖の館を訪ねる ローズマリー」 2008年6月12日の報道によれば、最近事件発覚後初めてヨゼフの妻ローズマリーさんが地下牢のある自宅を尋ねました。付近はすっかり観光名所になり、若者の笑い声やジョークが耐えません。警察は彼女の訪問の為に一時的に警官を配備しました。ローズマリーは孫達の為に地下にあったおもちゃや自分の身の回りのものを手にして立ち去りました。ここにはもう住むことは無いimagesとのコメントが残っています。左の写真の二人連れの左が自宅に戻ったローズマリー。事件の家の前で写真を撮る観光客。

「重病だったカースティンさん」 6月現在、まだベッドの上で医療用のチューブが取れないまでも、音楽を聴いてダンスするように腕を動かすまでに回復しています。完全回復の可能性も見えてきたそうです。ボートをこいでみたいとか、イギリスの国民的歌手.Robbie  Williamsの曲を聴いてコンサートに行きたいと言ったそうで、写真右は若い頃のロビーウィリアムズ。

「厳しい現実」7月25日の報道では難しい局面を知らせている。現在の6人の子供の正式な母親は言うまでもなくエリザべスさんだが、そのうち3人は養子としてローズマリーに育てられていた。この3人がいまだに本来祖母であるローズマリーを「ママ」と呼んでしまう。予想できたとは言え実に不幸な状況になっている。採られた処置は隔離して住んでいるエリザベスと子供6人のホームからローズマリーを遠ざけること出、また、エリザベスさんは11歳から暴行を受けていた事実を知りながらヨゼフを止めなかったローズマリーを非難しているという。ローズマリーは一言「疲れた。。」とつぶやいたそうだ。ローズマリーは17歳まで住んだ故郷のLinzで部屋を探して貧しく一人で住む用意をしている。エリザベスや子供たちの弁護士のコメントがある「ローズマリーの人生は良い物ではなかったが、しかし、彼女には常に子どもたちがいた。」「彼女は(新しい家族の中で)必要以上に居ることはできない、なぜなら子供達の母親はすでにいるからだ」 冷たい言い方だが、現実はこうするしかないだろう。7月30日のTHE SUNのよれば、ローズマリーさんがヨゼフとの離婚を強く要望しているとの近況も報道されている。すでに、エリザベスさんのビデオテープによる法廷証言も終わり。秋には父親の刑が確定する。

「ヨゼフのウソ」【8月8日 AFP】ヨゼフが何らかの理由で長期間、地下室に戻れなくなった場合に、監禁されていた娘のエリザベスさんらが外へ出られるよう、自動的に開く仕掛けになっていると話していたが、専門家が地下室を調べたところ、そうした仕組みはなく、扉を開けるにはヨゼフ容疑者がリモコンで操作するか、扉の外側にあるボタンを押す方法しかなかったという。 また、地下室の扉は計8つあり、全て鍵がかけられていたうえ、最後の3つの扉は暗証番号がないと開かない仕掛けになっていた。 さらに、地下室の電気配線は非常に粗雑な造りで、監禁されていたエリザベスさんや子供たちは、常に漏電火災の危険にさらされていたという。、、。つまり、ヨゼフが長期間地下へ行かなかったり、自然死したりすれば地下の人間は餓死するしかないということだ。ちなみに彼は電気技師だった。

「ヨゼフ 追加起訴」 検察側が11月13日明らかにしたところによると、被告は娘や同じく監禁していた子どもらに対し、逃げようとすればガスや爆破によって殺すと脅していた。被告は強姦(ごうかん)と奴隷化、近親相姦、抑圧、自由はく奪の罪でも起訴された。 陪審裁判は来年初めに開始される予定。殺人罪で有罪となれば終身刑が科せられる可能性がある

「全員病院から退院!」 2008年12月30日の報道によれば、エリザベスさんと子供6人全員は精神的なケアを終え、病院から非公開の住宅へ全員転居した

これ以降は 「ヨゼフの裁判」 という別ブログへ続きます。 

2 Comments

  1. macon5
    Posted 2008年4月30日 at 1:43 PM | Permalink | 返信

    ご無沙汰です。信じられないような事件ですね!
    こちらはGWボケでこれまた信じられないような状態です。(笑)

  2. Miyoko
    Posted 2008年5月1日 at 7:40 AM | Permalink | 返信

    地下室の洗面所は我が家よりも綺麗ですね。
    驚きです....
    24年間も監禁されていたら、子供たちはどうなるのでしょうね。
    全く世の中を知らない無人島から都会に出てきたようなものですね....

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