まったく規制しない中国と中国投資の危険性

Ci081129170421 【2008年11月29日 AFP】フランス西部の有機家禽(かきん)農場の飼料用に輸入された中国産の大豆かすから、安全基準の50倍の有害物質メラミン(melamine)が検出され、28日までに約300トンが回収された。輸入業者が明らかにした。 輸入業者によると、同種の大豆かすはロワール(Loire)地方の有機家畜農場127か所ですでに飼料として使われているが、食肉や卵用鶏を検査を行った結果、健康被害を与える恐れはないとしている。(c)AFP

もうかれこれ2年前になる。アメリカ、カナダでペットフードにメラミンが混入していて数千匹のペットが死亡した。その後もあらゆるものに混入していて大問題になっているのに、いまだに何の規制もしない中国。まったく人や動物の健康など気にしていないようだ。石炭から派生するメラミンスクラップは石炭からメラミン樹脂の原料をとった後の産業廃棄物だが、これを混入することで見かけ上のタンパク質量が増加するため、家畜や養殖魚の飼料に混入されている。情報によれば2007年には中国農業部がメラミンの飼料などへの使用禁止通達を出している。その際に農業部は、毎年の厳格なサンプル調査などの結果「飼料への使用は公然の秘密」などということはないと否定した。

しかし現実は野放し状態。メラミンスクラップは工場出荷時には1トンあたり600-800人民(日本円で9000円から12000円)ほどであり、これが添加物として商品化され、品名が「蛋白精:“タンパクの源”」となり、その価格は4000人民(日本円で約60000円)に達する。これを製造する業者はぼろもうけに近い。これが牛乳から小麦粉、小麦グルテン、飼料まであらゆるものに混ぜられる。見かけの品質アップと量の水増しのためであろう。やっていることはタンパク精ではなく、ハンカクセー である。

思うに中国では国の規制など現実には不可能な状態なのだろう。2007年に農業部が言った年間3万件の飼料のサンプル調査も疑わしい。おそらく官製検査(実際は民間委託が多い)などすり抜ける方法は幾らでもあるのだろうし、過去には薬品に許認可を発行する管理局の局長が莫大な賄賂を受け取って粗悪な薬品を認定し、発覚後死刑になったが、アメリカの調査では、そもそも中国の多くの企業や生産者がメラミンが規制されていることすら知らない事実が確認されている。現実に先月は韓国への輸出添加物で問題になり、今月はフランスの家畜飼料で見つかっている。

フランスでは汚染飼料を食べた家畜の食肉やタマゴには問題ないというが、時間がたって家畜に蓄積されたらどうなるのか。そもそも家畜自体の健康が犯されるだろう。(写真はフランスに届いた有害飼料)

11月30日、粉ミルクへのメラミン混入で生産中止になった三鹿グループへ共同経営で資本投資したニュージランドの会社の、約1億ドル(100億円)の資金回収はほとんど不可能になったと公表された。この会社は損失だけではすまない可能性がある。これから莫大な被害者からの請求が出る可能性がある。

2 Comments

  1. kako
    Posted 2008年11月30日 at 3:38 PM | Permalink | 返信

    世界中から 中国製品ボイコットしないかぎり             有害物質を撒き散らす国!  

  2. 案山子
    Posted 2008年11月30日 at 6:04 PM | Permalink | 返信

    わざとで 無いのなら 自然の 物なら  検査 精密 ですから 影響 範囲  か 否か
    外国 品 安価 其の分 命 削る のでわ
    国産 高値  其の分 命 延びますか 様は 選択 ですねー
    買い物で どちら 選びますか
    ただし 国産も 安心できません 

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