政治家の資質で国は良くも悪くもなる

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日本の近年の出来事の中で、1990年に始まった、信用インフレから生じた不動産および株式バブルの崩壊ほど人々の記憶に深く 焼きついていることはない。 しかし昨年秋以降の日本の工業生産と輸出の急激な落ち込みは、ほぼ間違いなく、バブル崩壊後に起きた数回の景気後退局面が穏やかなものに見えるような、未曾有の大不況の到来を物語っている。

英国エコノミスト紙の予測では、日本経済はまだ落ち込むという。結局は政治的な対応策も見つからないまま時間ばかりかかっているからまだ落ちると予測されている。11月には、輸出額が前年同月比27%落ち込んだ。状況は悪化する一方で、12月にはマイナス幅が35%に拡大した。輸出急減の主因は米国の景気後退で、対米輸出は前年同月比36.9%減少した。日本は対米輸出依存型で、絵に描いたようにアメリカがくしゃみをすれば日本が風邪を引くという状態だ。

反面、なんだかんだ言いながら、中国は貿易額を伸ばし、貿易黒字では世界一になる。次いで健闘しているのがドイツだ。ドイツの秘密は、やはり堅実な将来予測にあるのだろう。国を挙げて環境対策に取り掛かり、エネルギー消費や、生活経費の削減に努力した。その産物で環境対策の機器や製品が生み出され、それらを意識的に輸出に回している。コスト競争の激しいITなどは海外との提携に任せ、ひたすら利益率の高いノウハウがらみの製品開発にまい進した。そして国が率先してそれを公共工事として買い上げた。出来上がったノウハウは世界中がほしがるものになった。日本のボンクラ政治家にはしたくてもできない事を首相が音頭を取って先に走る。見ていてうらやましい。

中国を見ていて思うが、中国とてある程度の将来予測はできるだろう。今の環境のひどさや、賃金格差の広がりなどは分かっていただろう。国が大きいだけ社会のインフラ整備などには莫大な資金がかかる。それでも先進国が回り道した部分をショートカットできるので無駄な事はしないですむ。たとえば、通信関係のデジタル化などはすでに世界一の水準になっている。他の国はアナログからデジタルへの入れ替えに時間がかかっている。ある程度の社会不安や不満の爆発を承知で中国は先を急いでいるのだろう。中共政府は不満を力ずくで押さえ、もし計画通りに進んだら、、。日本など吹き飛ぶような国が出来上がる事になる。問題は多い。しかし、中国という一党独裁だからできる芸当かもしれない。中共は発展が両刃の剣であることを知りつつトップギヤで走るだろうし、それを恐れては何事も成就しない。それは毛沢東が数千万の犠牲に「1億死んでもまだ10億の民で戦える。」と言った事から学んだのだろうか?

2 Comments

  1. 案山子
    Posted 2009年1月28日 at 8:58 PM | Permalink | 返信

    おはよう ございます 消費 無くて 景気 ありません何処かで 戦争 して 貰うしか  景気 出ないかも    停滞 でわ 景気 出ません ね

  2. kako
    Posted 2009年1月29日 at 1:19 PM | Permalink | 返信

     日本企業の輸出悪化、赤字転落は ますます悪化する一方です。  政治家は 討論ばかりで 現実味がまったくありません。  中国の発展は 民の犠牲の上で成り立ってますが、反面、一党独裁がうらやましいと 思うこともあります。

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