電気代が払えず水も汲めない。。インドの貧困

india(6) インドのチャッティスガル  Chattisgarh 州ではここ数年雨が降らず、基準値よりも250フィート(約76メートル)も水位が下がり作物が全く収穫できなかったそうです。過去40フィート(約12メートル)ほど水位が下がったことはあったようですが、ここまで水位が下がったことはないとのこと。今回の干ばつによって農作物は壊滅状態。ほとんどの農民は収入が無くなり、どうすることもできなくなった結果、1500人余りが集団自殺を行ったそうです。また、集団自殺が行われたチャッティスガル州に住む農民のほとんどが借金しており、今回の凶作で収入が無くなり、返済金が払えない上に生活することができない農民が増えて、今回の集団自殺につながってしまったとも考えられているとのこと。参考ブログ:自殺の背景モンサント  悪魔のモンサント

_45650479_singhインド全土では1997年以来、約20万人の農民の自殺が確認されており、デリー Delhi から北へ500キロほどのパンジャブ Punjab に位置する地域でも問題は深刻で、すでに3000人ほどの農民の自殺が発生しています。灌漑用の水の水位が低く、くみ上げる電気代も返済できず、それを恥じとする風土から多くが自殺を選ぶようです。

写真左のLakhbir Singhさん 35歳 は北部パンジャブで2エーカーの農地を持ち、今70万_45650478_photoルピー(約300万円)ほどの借金があり返済が出来ません。写真に写っている奥さん ジャスビルJasbir 29歳 は常に彼が自殺しない様に監視しているそうです。   ジャスビルJasbir さんはすでに、1年ほど前に兄と父親を自殺で亡くしています。そのとき借金は$20,000(約400万円か)にもなっていました。(写真右)ひざに抱えるのは亡くなった父親の写真です。

父親が自殺した在る農夫は「父親は読み書きが出来ませんでした。あるとき借金の額が途方も無いことを知り、返済を強く迫られ自殺しました。自分が同じ額の借金をしたら、恐らく自殺するでしょう」と語る。

生産のための経費は高騰し農民の借金は増える一方で、国の買い取り価格は下がっています。結局しわ寄せはすべて農民に押し付けられ、インドの農業政策の犠牲者といえるでしょう。軍事費を増強し、ロケット衛星を打ち上げ、都市部ではバブルと言われるインドで起きている現実です。

インド政府は貧困層への行政サービスの強化なども含め、2009年から国民総背番号制度の取り組みに入りました。 世界でもまれな、11億人全てに識別カードを発行し、国民が移動してもそこの州で食料の割びき購入などが受けれるようにと言う事です。

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3 Comments

  1. のび子
    Posted 2009年4月21日 at 2:54 AM | Permalink | 返信する

    インドって。。。そんなんなん。。。

  2. ヨリババ
    Posted 2009年4月21日 at 10:06 AM | Permalink | 返信する

     中国と、ある意味同じ。弱者にしわ寄せがいくんですね、宗教がある分、自省があり、自分を傷つける(自殺)のでしょうか。

  3. kako
    Posted 2009年4月21日 at 1:24 PM | Permalink | 返信する

     貧富の差が激しい国とは 聞いてましたが、ここまで農民が追い詰められてたとは !  生活できなければ、選択の余地がない国となってるんですね。

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