想像を超える人身売買

m28580 中国広東省東莞地区で4月15日、地元の千人あまりの誘拐された児童、その父母代表30数人が、「1千万元懸賞、わが子を買い戻す」との内容の横断幕を掲げて、町を歩きながら人捜しのチラシを配った。警察らが彼らを退散させようと暴力を振り、負傷した父母も出た。 父母代表らによると、誘拐された子供の人数は東莞地区が最も多い。手元には千人あまりの行方不明の子供の情報が集められている。うち、80%の案件は、警察が証拠不足として立案していない。親たちは積極的な捜査を求めて、現地の各政府機構に助けを求めたが、まったく相手にもされなかったという。
 ここ数年、東莞と深セン地区の被害者の親は「尋子連盟(子探し連盟)」を結成、私財を投げ売って1千万元(約1億4千万円)の懸賞金をかき集め、わが子を自力で探し続けている。行方不明者・叶鋭聡ちゃんの母親は擦れた声で、「私たちは多くの政府機構に陳情したが、まったく相手にされなかった。市役所に行って市長に面会したいと要求したが、警察に追い出され、『子どもが誘拐されたのは、当然な報いだ』と言われた」と語った。父母代表らは、大きな横断幕を掲げて町に出た、「全財産を投げ売って、1千万元(約1億4千万円)でわが子を買い戻す」との内容だった。

日本人には理解できない内容だ。長年の一人っ子政策で、農村部や地方では男子の労働力が不足しいている。一人っ子政策も例外があり、多額の税金を払えば子供は多くもてるが、都市部の富裕層に限られる。

以前にも地方の干しレンガ工場などに売り飛ばされている子供たちの記事を書いた事があるが、なぜ実の親が買い戻さなければならないのか?警察が協力しないのは、捜している親は地元出身ではなく、子供を使っている工場は警官と同じ地元だと言う理由だ。そういう企業は地元地方政府の役人とコネがあり、この役人は賄賂を受け取り警察に圧力を掛けると言うわけだ。

以前、やっと見つけて買い戻し交渉をした親は、なんとそれまでの養育費までも要求されたと言う。誘拐され、売り飛ばされていても、買った側には責任は無く、さらわれるほうが不注意だと言うから、この倫理観は全く理解を超えている。この子供たちの末路は、過酷な労働や劣悪な環境で病気になり、若くしてなくなることが多いと言う。

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3 Comments

  1. のび子
    Posted 2009年4月23日 at 11:53 PM | Permalink | 返信する

    えええ。。。。2人目やから誘拐されたん???。。。。。中国は怖い国や

  2. kako
    Posted 2009年4月24日 at 1:56 PM | Permalink | 返信する

     国内での誘拐事件までも 役人の賄賂で左右されるとは なんと堕落した国でしょう!  発展の裏には 犠牲になる子供たちが 多いんですね。   奴隷制度を連想してしまう。

  3. ヨリババ
    Posted 2009年4月25日 at 10:26 AM | Permalink | 返信する

     犯罪の被害者まで、自己責任だなんて、四六時中子供について回れないのに、何てことでしょう。警察もワイロまみれじゃあ、当てにならないし…さらわれて、働かされてる子供達可哀そう。

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