パキスタン戦争、MINGORAが決戦場か、。

swat-map-02 Mingora City- Pakistan パキスタン北西辺境州のスワート地区などで同国軍との戦闘を続けるイスラム強硬派勢力タリバンは、同地区の中心都市ミンゴラに兵力を結集し、大規模な市街戦へ向けて戦闘態勢を固めている模様だ。タリバンはミンゴラ市内で塹壕(ざんごう)を掘り、地雷を敷設し、建物の屋上に戦闘員を配置するなど、臨戦態勢に入っている。送り込まれた戦闘員は約5000人に上るとみられ、パキスタン側の兵員は15000人規模の模様。「この規模の攻撃に、パキスタン軍の訓練、装備で対応できるかどうかは疑問だ。米軍でも二の足を踏むような事態になる」と、米国の軍事専門家は警告する。同地区ではパキスタン軍が約3週間前から、タリバンを一掃する目的で徹底した掃討作戦を展開している。パキスタン軍とタリバンとの戦闘により過去10カ月間に発生した避難民は約150万人に及ぶとみられ、過密状態のキャンプでは衛生環境の確保が難しく、伝染病のまん延も懸念されている。ミンゴラの難民は約20万人、これまでのタリバン側死者900人以上、政府軍死者側42人と確認されている。

これが最新情報らしい。図の緑がSWAT地区で、そこの中心都市がMINGORA。写真のように山の中の都市。タリバンはアフガン戦争の際のソ連軍に取った作戦と同じ作戦を仕掛けている。空爆しづらい市街地に立てこもり、市街戦に引っ張り込む。ここMingora までの道路は限られ、列を成したパキスタン軍の車両が山間部で狙い撃ちされるだろう。更に同じ市街戦を他の地域で同時に展開されるとパキスタン軍の物資の補給が追いつかなくなる。これであのソ連軍も敗退(1989年)し、一時はアフガニスタンがタリバンに占領(1996年~2002年)された。今の隣国アフガニスタンも危険な状態で、すでに国土の72%がタリバン支配下にあるという最新の情報もある。安全なのは首都カブールKaburの限られた地域だけだ。

パキスタンも首都のイスラマバードIsulamabadから最前線までは130kmほどしかなく、どうしてもタリバンを後退させたい。しかし皮肉なのは、このタリバンにゲリラ戦を教え込んだのはアフガン戦争当時のパキスタン軍である。このタリバン、わずか14丁の銃と30人から始まり、わずか4年で当時、ソビエト連邦だったアフガニスタンを制圧(1996年)した実績を持つ。

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2 Comments

  1. 案山子
    Posted 2009年5月16日 at 8:50 PM | Permalink | 返信する

    仕事無い時 軍隊 入ると 食える そうです  国 国 の +争い 仕方 ありません ね  世界の 何処かで 有りますね 喜ぶ国も あるでしょう 南北 戦争 のとき 日本 凄い 好景気 なりましたね  

  2. ヨリババ
    Posted 2009年5月17日 at 3:38 AM | Permalink | 返信する

    「皮肉なのは、このタリバンにゲリラ戦を教え込んだのはアフガン戦争当時のパキスタン軍である」武器を与えたり…同じような事が繰り返されていると思います。平和の行為はなかなか根付かず、広がらないのに、悪い事は確実に受け入れられ増殖する…悲しい事です。

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