ハイブリッド車の世界市場90%が日本製 アメリカ追随

 

70763   オバマ大統領は4月、米国の政府関係車両を6月までに環境に優しいモデルに切り替えるプランを公表。総額7870億ドル(約77兆2362億円)の景気対策予算の中から、2億8700万ドル(約282億円)を支出し、公用車を購入するとしていた。

6月12日の記事に寄れば、米国の国有財産を管理するGSA(ゼネラル・サービス・アドミニストレーション=共通役務庁)は、政府公用車の代替車として、エコカー中心に1万7205台を、米国ビッグ3へ発注したことを明らかにした

1万7205台の新公用車の内訳は、クライスラー2933台/受注額5300万ドル(約52億3000万円)、GM6348台/受注額1億0500 万ドル(103億1000万円)、フォード7924台/受注額1億2900万ドル(約126億6000万円)。フォードが台数、受注額ともに最高となった

これは、フォードが環境対応車の市販において、他の2社をリードしているという事情がある。GSAは詳細な車種名を公表していないが、フォードの場合、おそらく『フュージョン・ハイブリッド』や『エスケープ・ハイブリッド』が中心になる見込みだ。実は、このフォードの世界初のSUV『エスケープ・ハイブリッド』オバマ大統領の愛用車でもあり、またフォードは2005年からトヨタのハイブリッドシステムを使ったスポーツ用多目的車(SUV)の「エスケープ」を開発し、今年3月にはハイブリッド車累計10万台を達成している。その10万台目も『エスケープ・ハイブリッド』だった(フォード・カンザス工場より)。写真右。これは2.5リットル直4エンジンにモーターの組み合わせ。市街地で14.5km/リットル、高速で13.2km/リットルの燃費は、ガソリン車の8.5km/リットルを大幅に上回り(現在このクラスで世界1の燃費)、SUVは燃費が悪いという常識を覆し、ミッドサイズセダンのフォード『フュージョン』とマーキュリー『ミラン』にもハイブリッド仕様を投入。こちらは市街地で17.4km/リットルという優れた燃費性能を達成、フォードのハイブリッド車は国内でタクシーや公用車でも活躍している。

トヨタの米国でのハイブリッド車はすでに100万台になるが、破産再生後のGMにも技術提携を申し出ている。これが実現すれば、トヨタのハイブリッド技術が世界標準になる。(GMのハイブリッド発売はH12~13年予定)すでに世界のハイブリッド市場の90%が日本製だ。すでに国内では日産にもハイブリッド技術を供与している。ハイブリッドで大きく差のついた韓国勢だが、実は2002年と2004年にトヨタから現代自動車へ技術供与を打診したが、自社開発にこだわり現代側が断った経緯がある。その後現代自動車が自力で開発したハイブリッド車はかなり見劣りのするもので商業ベースにはなっていない。写真はエスケープ・ハイブリッド

広告

コメントを投稿

Required fields are marked *

*
*

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。