ソマリアの海賊ビジネスの内情とソマリアの悲劇

Piratey  アルジャジーラ特派員 モハメッド・アドウ an Al Jazeera correspondent Mohammed Adow による6月15日付けのソマリアの海賊のレポートがある。以200961413244481140_3下抄訳

彼らは眼帯もつけていなければ、義足をつけてオームを肩の乗せてもいない。21世紀の海賊はそのような想像からは程遠い。メディアは彼らの海賊行為を誇張するが、そこには忘れられた悲劇がある。産業もこれと言った仕事の無い若者は、多少の危険はあっても仕事として海賊になっていく。

有名な海賊の、ニックネームがJuqraafi(右の写真左の人物,その右はレポーター)と仲間は、2月にギリシャ船を乗っ取り、130万(1億3000万円)ドルの身代金を手に入れた。トヨタの4輪駆動車にのり身なりのいい彼は若くして成功者だ。「我々は交渉して金を得るまでに3ヶ月かかった。最初は1700万ドルを希望したが、時間がかかるので130万ドルで妥協した。欲ははあるが、とにかく大金を得るのに必至だった。常に空腹だった、我々の破綻した国を見てごらん。何の希望もチャンスもなく、海賊になるしかないのさ。」彼は今資金を企業に投資し、海賊たちは組織をつくり資金運営を行っている。たとえば、あるグループが船をのっとったら、別なグループが身代金を得るまでの間融資を行う。海賊行為は金で集められた犯罪者で行われ、彼らはカラシニコフ機関銃からロケットまでの武器の使い方になれている。それぞれの海賊の組織はそれぞれにしきたりや分け前の配分などに自分のルールを持っている。投資した組織は、成功した身代金から30%、実行した海賊は50%を手に入れる。残りの20%は貧しい人達や、賄賂を要求する地方の政府などにも分配される。彼らはロビンフッドになったつもりで、多少の危険は承知で獲物を探して数千マイル四方へ出かける。マグロの豊富な魚場は商業船団に、1991年に政府が崩壊してすぐに奪われてしまった。漁民は武装して国の代わりに税金を取るために立ち向かったが、漁場は開放され、今は誰でも自由に取れる様に成ってしまった。」

識者が言うには、この国の若者には何の技術もなく、世界がこの状態を助けなければ状況はもっと悪くなるだろうと言う。2008年だけでガルフ湾、エデン湾で120隻以上が海賊の餌食になっている。今も、少なくても1ダースほどの船舶と人質が捕まっている。長文のレポートの一部だが、ソマリアの海賊の内情の一部が分かる。元記事

images ついでに海賊たちの知らない事実を書いておこう。無政府状態のソマリア沖には直後から船があふれた。ヨーロッパから来た疑わしい船は、核廃棄物が入っているごみの堆積を、ソマリア海域に捨てて帰って行き、こんな事が数え切れず繰り返えされた。ヨーロッパの企業らは、無政府状態のソマリアから何らの制裁を受ける事無く、思う存分廃棄物を捨てる事が出来る絶好の海域となったのだ。彼ら企業はヨーロッパでは、1トン当たり1千ドルの処理費用が掛かる廃棄物を、1トン当たり3ドルを支払って海に捨てた。廃棄物処理費用は、内戦を繰り広げた軍閥達の財布に入っていった。その後からソマリアの人々は、原因を知る事が出来ない皮膚病と吐き気などの症状に苦しめ始められたし、奇形児出産率が急激に高くなった。こんな症状は、2005年に津波がインド洋を襲った時、爆発的に増加した。放射能症(放射能に露出された時、現れる症状)に見える人々が増えたし、これによって300名以上が死亡した。国連環境プログラムの報告によれば、ヨーロッパ企業らが捨てて行った廃棄物には、“ウラニューム、放射能廃棄物、カドニューム、水銀等の化学廃棄物”が含まれていた。 過去ブログ ソマリアの海賊

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2 Comments

  1. ヨリババ
    Posted 2009年6月18日 at 6:31 AM | Permalink | 返信する

    海賊たちの知らない事実は、初めて知りました。ゴミの不法投棄は後進国の人々が、以前のゴミは時がたてば、自然に返っていた事のなれから、やってしまってる事で、教育して行く事でなんとかなるでしょうが、ヨーロッパの企業が核廃棄物・カドニューム・ 水銀等の化学廃棄物が入っているごみの堆積を、ソマリア海域に捨てた事は犯罪です。どうして、人間は愚かなんでしょう…

  2. のび子
    Posted 2009年6月18日 at 3:45 PM | Permalink | 返信する

    無いから。。。盗るかなしいなぁ。。。。。

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