7ヶ月タリバンに監禁され、自力で逃亡 David Rohde

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   米ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は20日、前年11月10日からイスラム原理主義勢力タリバン (Taliban)に拘束されていた同紙のデービッド・ロード(David Rohde)記者(41)がアフガニスタンとの国境に近いパキスタン領内の収容先から脱出し、無事保護されたと報じた。 ロード記者と電話で話した妻のクリステン・マルヴィヒル(Kristen Mulvihill)さんが同紙に語ったところによると、ロード記者はアフガニスタンのジャーナリストTahir Ludin氏と運転手とともに、カブール(Kabul)郊外で拉致(らち)され、パキスタンの北ワジリスタン(North Waziristan)地域の施設に拘束されていたが、19日夜に施設の壁を越えて脱出したという。 その後パキスタン陸軍の偵察兵が2人を見つけ、この兵士が近くの陸軍基地に連れて行ったという。その後2人は空路アフガニスタンのバグラム(Bagram)にある米空軍基地に移動した。運転手は一緒に脱出せづタリバン兵士になったという。ロード記者の健康に問題はないが、アフガニスタン人記者は脱出時に脚にけがを負ったという。 

 ローディ記者は、アフガニスタン報道で今年のピュリツァー賞を受賞している。また、クリスチャン・サイエンス・モニター紙に在籍していた96年には、ボスニア紛争の報道で、被害者8000人に及ぶ Srebrenica 虐殺を暴露し同賞を受賞。この取材の際も、ボスニアのセルビア人勢力に10日間、身柄を拘束された。

最近の戦争では兵器の破壊力が増した事で報道記者が多く巻き添えになり、市街戦では狙撃されて亡くなった記者も多い。好んで読んでいた記者の記事を見かけないと思ったら取材中になくなっていたこともあった。ボスニア、イスラエル・ガザ地区、イラク、パキスタン、アフガニスタン と世界の危険地帯ばかりで取材し、あの首切りで有名なタリバンに捕まって自力で脱走とは、、後に映画になる人でしょうね。アメリカのメディアはこの遭難を、彼に危険が及ぶとしてほとんど報道しなかった。写真は本人と過去の彼の署名入りの記事。写真はアフガニスタンで自爆テロ直後の現場にたたずむ少年。こいう命がけの、火の玉記者の取材で事実を知る事が出来る。仕事とは言え頭が下がる。

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2 Comments

  1. ヨリババ
    Posted 2009年6月24日 at 4:36 AM | Permalink | 返信する

    本当によかったですね。パキスタン陸軍の偵察兵が2人を見つけたそうですが、しっかりした偵察兵でよかった。敵と間違われて撃たれかねませんもの。運転手は命を守るため、タリバン兵士に…苦渋の選択でしょうが、責める事はできません…

  2. kako
    Posted 2009年6月24日 at 3:24 PM | Permalink | 返信する

    まさに命をかけた記者魂  彼らがいるから 世界中へ悲惨な内容が発信できる。

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