誰ために戦うのか 日本にするべきことは無いのか?

article-1197121-0590A276000005DC-965_468x310 昨日からアフガニスタンでアメリカ海兵隊がベトナム戦争以来の掃討作戦を展開している。ベトナム戦争とは多くの違いがあるが、そのひとつに職業軍人と志願兵の多い事も上げれるだろう。これはここ数年のアメリカの景気低迷が原因とも言える。さらに、タリバンは国際的に認知された軍隊ではなく、当然ジュネーブ条約などは批准していない。意味することは捕虜は取らないということで捕虜収容所なども存在しない。彼らにつかまれば処刑される。

タリバンが昨日公表した事実にこんなことが在った。今回の作戦地域とは違う場所Mullakheil area of eastern Paktika provinceで酔っ払った米兵1名をタリバン兵士が拘束しSiraj Haqqani率いる別な武装集団に引き渡したというものだ。この集団は自爆テロや首切りで有名な過激集団だ。恐らく、米軍の指揮低下を誇張するための公表だろう。この米兵は立ち寄った監視所a military post in the Yousaf Khel district in the Paktika provinceで酒を飲み、酔って車へ戻る途中捕獲された。司令部は彼の捜索は続けるとしながらも’duty status whereabouts unknown,、つまり 任務遂行中に行方不明 と簡単に発表し詳細には言及していない。大きな作戦の中では無視される命だろう。

軍隊で何よりも怖いのがこの士気低下という奴で、ベトナム戦争の敗因の一つでもある。記憶に間違いなければベトナム戦争当時、600人以上の将校が自軍の兵士に殺害された。戦争が長期に渡ったことや、下級兵士の多くが徴兵兵士だった事が原因だろう。イラクでもすでに数十人の将校が下級兵士に殺され、犯人の兵士の多くがその場で自殺してarticle-1196946-05933F03000005DC-890_468x355いる。戦争を長引か せないarticle-1196946-0592F8F9000005DC-77_233x423理由のひとつがここにある。

アジアだけ見れば、すでにイスラム過激勢力はタイにまで及び、数年前はタイの僧侶の多くが斬首された。自由世界を守るためにはいたしかたない戦争とは分かっていても、これしか方法の無い事が残念であり、踏み込んだ対応をしない国連などの無力さを感じる。

英国もすでに2001年以来171人の死者を出し、アメリカのそれは4000人を超しているだろう。負傷後の死亡や自殺、事故死を加算すればその倍と推定されている。右は任務中に路肩爆弾に遭遇し、先週亡くなった英国の司令官Rupert Thorneloe40歳で、写真から良きパパだったのが分かる。戦地にあっても寡黙な英国紳士だったと従軍記者が報じている。英国の司令官クラスの戦死は1982年のフォークランド紛争以来で、彼はチャールズ皇太子Prince Charlesとも親交があった。日本の報道もこの当りの生々しい事実をもっと報道すべきで、そうすれば軍拡にも相当な覚悟の必要な事がわかるだろう。更に、調べれば分かる事だが、中国の武器、核兵器技術は世界中に蔓延し、イラン経由でタリバンにも渡っている。この辺で日本には何かすべき事があると思うのだが。

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