一番分かっていないのが中国人民

2009775243602621_5 2009年7月10日、環球時報はトルコ政府がウイグル暴動に関して積極的に発言を繰り返し、中国政府を批判していると報じた。中国ネットユーザーの間にも反発が広がっているという。
各国がウイグル暴動に関してきわめて慎重な姿勢を見せていることと比べ、トルコ政府は積極的な発言を繰り返している。10日、エルドアン首相は中国政府が暴動の黒幕として批判している世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長に入国ビザを発行すると明言した。 トルコ首相の相次ぐ発言に中国ではネットユーザーの間に反発が広がっている。(ウィグル人をトルキスタン(Turkis)人と書くようにトルコ人とウィグル人は近い民族で、トルコには約30万人のウィグル人が生活している)

テロリズムTerrorism is the intentional use or threat to use violence against civilians and non-combatants "in order to achieve political goals (英Terrorism、独Terror=テロルテラー)とは、一般に恐怖心を引き起こすことにより、特定の政治的目的を達成しようとする組織的暴力行為、またはその手段を指す。

中国人はウィグル人をテロリストというが、日本語で書こうが英語で書こうが、上の定義なら、ずばり中共政府そのものではないか?乱暴な言い方をすれば、歴史的に中国人は統治されることには慣れていても、統治することはうまくない。国民性が、弱いものには強く出て、強いものにはへりくだるのだから(これは中国人の言葉)。イスラム圏が黙っている事についてカディール議長は「全て中共政府の巧みなプロパガンダ(政治宣伝)の為だ」と言い捨てている。

中国高官の「ウィグル人は好きなところへ出て行けばいい」と言う発言が象徴するように、中国人自体も多発する民族問題にうんざりしているようだ。しかし、よく考えればウィグル(トルキスタン)はもともとウィグル人の生活圏で、自治領に編入したとき約束した人権保護の政策を守らない中共政府に問題がある。

西遊記「Go WEST」の頃から中国の西方は未開で未知の地域だった。人口の増加に合わせ、中共は強引にいろんな保護をつけて西域への入植を促した。入植した中国人の多くが少数民族や貧しい農民で、彼ら同士はそれでもうまくやっていた。民族の違いで多少の問題も起きるが、中共政府のやり方は弾圧一辺倒である。挙句には彼らを分散移住させて彼らの伝統的な社会を破壊しようとする。当然大きな反発が起きる。アルジャジーラのインタビューに、あるウィグル人がこう答えていた。「ウィグル人も漢人も仲よく暮らしていた。問題なのは中共中央(北京)政府だ

中国側発表のウィグルでの死者は180人前後まで増えたが、カーディル議長は1000人から3000人が亡くなっていると主張している。

写真は、かつては中共政府に投獄され、今は亡命の身のラビア・カーディル議長。外部から東トルキスタンの人権を擁護している

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One Comment

  1. ヨリババ
    Posted 2009年7月15日 at 12:33 PM | Permalink | 返信する

    【入植した中国人の多くが少数民族や貧しい農民で、彼ら同士はそれでもうまくやっていた。民族の違いで多少の問題も起きるが、中共政府のやり方は弾圧一辺倒である。挙句には彼らを分散移住させて彼らの伝統的な社会を破壊しようとする。当然大きな反発が起きる。アルジャジーラのインタビューに、あるウィグル人がこう答えていた。「ウィグル人も漢人も仲よく暮らしていた。問題なのは中共中央(北京)政府だ」】これが「人類皆兄弟」の普通の人の考え方だと思います。国・宗教は一人ひとり違っても、仲良くできる。なのに、国家・宗教という組織の原理が作用すると、敵同士にさせられてしまう。国家・宗教 組織は対立を生み出す元というおかしなことになっています。宇宙飛行士は、「地球は美しく、国境線はない」と、感動します。支配者たちにこの感動は分からないのでしょう。

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