その後のウィグル自治区と資源を仕切る悪代官

 中国の北西部新疆ウィグル自治区での騒乱は以前のブログに詳しく書いたが、まだ収まったわけではない。あくまでも中共政府が力で押さえつけている。総動員数13万人の警官、軍隊というから戦争にも等しい。アフガニスタンでの米軍と国際連合軍をたしても5万人にもならないはずだ。

どうしてそんなに押さえつけたがるかの説明に調度良い地図があった。image015

このウィグル地区、石油、石炭(中国の100年分の埋蔵量が確認済み)、電力、天然ガスが豊富で、天然ガスはここから延々と4000km先の東部の上海までパイプで引かれ(西東ガスパイプライン:「西気東輸」2004年10月1日ライン開通、翌年4月生産開始 新疆自治区、甘粛省、寧夏回族自治区、陝西省、山西省、河南省、安徽省、江蘇省、上海市、浙江省をパイプラインで結ぶもの)、東部重工業の重要なエネルギーになっている。更に、中央アジアのトルメニスタンからの天然ガスはパイプでウィグル地区まで輸送されて中国全土に分配されている。中国の経済にとってウィグル地区は、中国のエネルギーの重要な玄関口といえ、ここでの紛争勃発は何が何でもあってはならない事なのだろう。

551160 更に7月23日の週刊新潮には、この地区で絶対的な権力を持つ王楽泉書記(64)の存在が指摘され、胡錦涛国家主席でさえもこの王書記には意見できないと言う。この書記のあだ名は「覇王」で横暴な王を意味する。胡錦涛国家主席と覇権争いしている江沢民派の人間で、自治区内では好きに軍隊を動かし、今回の軍への発砲命令もこの王書記が出したものらしい。長年にわたり自治区内の資源開発などの利権を独り占めにし、相当な賄賂を懐に下級役人にも分配していると言われる。自分の出身の山東省へウィグル人を労働力で送り込み、低賃金で送り込まれたウィグル人女性は5万人に上り、挙句には現地での結婚まで強制されると言う。典型的な民a5a3c50ckkk族浄化である。している事は、中世の悪代官であり、これが覇権主義国家中国の実態だろう。とても国際常識で付き合える相手ではないと記事は終わっている。

さらに、薄茶色が民族的にトルコ系といわれる地域で、ここで民族問題が起きれば国際問題になりかねない。なんとしてでも国内の分離主義者の違法な騒動で収めたい。何が進行しているのか想像しかないが、徹底的な捜査と尋問、そして疑わしきものの強制撤去、分散移住だろう。未確認だが、ウィグル地区のパイプラインが爆破されタとの情報もあるが、中共政府が認めるわけも無く、内部からの情報を待つしかない。

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One Comment

  1. ヨリババ
    Posted 2009年7月29日 at 2:26 AM | Permalink | 返信する

     あの胡錦涛国家主席も一目おくなんて…。悪代官のなすがまま、軍までも…まさに混沌の危機を孕んだ覇権大国・中国。今がしばしの最高の時代でしょう。

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