米GMの「シボレー・ボルト」、燃費は「プリウス」の4倍???

ああ 

2009081203124824 米ゼネラル・モーターズ(GM)のヘンダーソン最高経営責任者(CEO)は11日2010年に発売予定の家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッドPHV車「シボレー・ボルト」の燃費が、ガソリン1ガロン当たり230マイル(1リットル当たり約98キロメートル)と発表した。、、、。

と言う発表があって、すぐに専門的な解説記事が出ている。結論から言えば、米国での燃費測定基準の違いから発生したことで、内燃機関の自動車の測定基準を、本来想定外の電気自動車に当てはめた結果の誇大宣伝とも言える発表だと思う。解説記事中にもあるように、米国で燃費を審査するEPAは11日、GMの発表について、「EPAは現在、年内の公表を目指して新燃費基準を策定中」というから、今回のGMの発表は意図的に誤解を与えるような誇大宣伝といっていいだろう。現在の米国の測定基準で、ハイブリッド車と電気自動車を比較する事でこのような数字のマジックが発生したと言えるだろう。性能的には以前に書いた   参考過去ブログ4月4日GM電気自動車開発 と大きな変更は無いようだ。

すでに米カーネギー・メロン大の研究チームは、今回のGMの発表内容に疑問を投げかけ、40kgほどのニッケル水素バッテリー搭載で軽量化をはかるプリウスに対し、約400ポンド(181kg)の重量で、現在まだ非常に高額なリチウムバッテリー搭載で電気だけで64km走ると豪語するGMに対し重量配分の効率の悪さを指摘し、バッテリー寿命が7年と短い事も合わせ、シボレー・ボルトの性能にさえも懐疑的なようだ。

GMは、「ボルトは一回の充電で65km走行が可能」と言うが、すでに発売されている日本製電気自動車EVの三菱のiMIEVは、一回の充電で160Km位走行できるし、ハイブリッドHV車のプリウスは一回充電での電気駆動では16kmしか走らない(目標は20km)が、研究者によれば重量配分上での燃費の効率はプリウスが優れていると言われる。シボレー・ボルトと似たようなタイプの電気自動車を予定している日産の「新型EV『リーフ』の燃費は、EPAの新燃費基準に照らすと、367MPG(約156km/リットル)になる」との見通しを示し、すでに大きくGMを上回る事が予想され、性能上で見れば、今回のGMの大げさな発表には見るべきものが無い。全く単なるお騒がせ前宣伝と言うしかなく、この性能で「プリウス」の約2倍に相当する4万ドル(約386万円)前後での発売予定では市場での勝ち目は無いだろう。

GMの根拠の無い発売予定車よりプリウスにとって脅威なのは、アメリカで すでにその改造キットが販売されているプリウスの改造車だろう。     その後アメリカでも「GMの誇大宣伝」という記事が情報誌で報じられているようだ。この記事で行くと、リッター42kmほどが妥当な計算だと言う。 大手自動車メーカーGMとしては恥ずかしい発表に終わりそうだ。

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One Comment

  1. よりばば
    Posted 2009年8月14日 at 11:36 PM | Permalink | 返信する

    誇大宣伝に頼るくらい、大変なんですね、今のGMは…

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