ガザ地区で今度は内部抗争か?

LiveLeak-dot-com-ef2695040284-_46209033_0077906911 パレスチナ自治領ガザ地区へのイスラエルの攻撃も止み、戦後の復興に向けて進んででいると思っていたら14日金曜日に民間時人含め22人死亡の戦闘が起きたという。ガザ地区はイスラム原理主義者ハマスという政治集団に管理されている。ハマスもかつては自爆テロなどをイスラエルに向けて行ったイスラム過激集団だが、内部のもっと過激なイスラム集団が反発をしているようだ。

金曜日に、ガザ南部のラファRafahにあるイスラム教のモスクで数百人の教徒を前にして アブドゥルラティフ・ムーサ師Abdul Latif Moussa(写真左右端)が武装集団:神の軍団Jund Ansar Allah (Soldiers of the Companions of God)をしたがえて演説を行い、今後さらに厳格にイスラムの戒律(sharia (Islamic law)に沿った管理を要求し、その中ではインターネットなど西側文化に染まる事、ビーチなどで肌を出す事を禁止するように要求している。要求をハマスが認めるなら協力もするというが、ハマス側は頭がどうかしていると一切相手にしていない。

演 説の後モスクの外でムーサ師側集団とハマス側警備が衝突して激しい銃撃戦になり、土曜日の報道ではムーサ師は身に着けた爆弾で自爆死亡し、少なくてもメンバーの12人が殺害され、残りはトンネルなどから逃走した可能性もあるという。17日のハマスの声明では、ガザ地区のこの組織は完全に排除されたという。

ただでさえ分かりづらい中東情勢なのに、内輪もめまで発生する。宗教の戒律が法律や生活習慣よりも優先すると言うのは今の日本人には理解しがたい。何よりも個人が自由を求めてはならないと言う。日本人にとっての宗教は内面的なものであり、社会を仕切るものでは到底無い。このあっさりした宗教観は、個人的には北欧と日本が良く似ているように思う。どちらも宗教は個人の信条以上でも以下でもないという部分があり、社会生活の中で押し付けがましさが無い。

ちなみにこの超過激集団(朝日新聞では イスラム厳格派 と表現)はイスラム国際組織アルカイーダに近い集団だといい、具体的にはインターネットカフェの焼き討ちなどを公言している。どうやらこの集団には海外からのメンバーが多く参入し、ハマスの意向を無視してイスラエルに攻撃もしているようだ。すでにイラクを失い、アフガンでも苦戦するアルカイーダは、どこでもいいから自分たちの王国を樹立しようとあせっているようだ。もうひとつの彼らの狙いがアフリカのソマリアである。

8月に入ってもガザ地区には散発的なイスラエルの空爆があり、ガザ地区からのロケットも相変わらずイスラエル側に打ち込まれている。

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One Comment

  1. よりばば
    Posted 2009年8月18日 at 6:36 AM | Permalink | 返信する

     快楽が否定されているイスラム教だとききます。お酒でも飲んで、わ~っと発散できればいいのに…日本の八百万信仰も、宗教を癒しととらえれば100点。他も認めて仲良くして欲しい。それにしても、ソマリアの今後が不安です。

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