中国製建材でシックハウス問題 米国

694-0804mackle.embedded.prod_affiliate.56 住宅建材が原因で人間に害を起こすことをシックハウス症候群といい、有名なのは壁紙のノリに含まれていたホルムアルデヒドだが、日本では今はほとんど改善された。アメリカで今問題になっているシックハウスの原因は中国製の石膏ボード(日本ではプラスタード、略してPBなどとも呼ぶが、英語圏ではドライウォール Drywall が一般的。モルタルなどの湿式と区別するため)が含む異常な硫黄分による健康被害など。被害が10万軒に及ぶと見られ歴史的な規模の訴訟になる可能性もある。こっちで被害額を計算すると。10万軒X修繕費平均800万円~1000万円/1軒当り とすると、被害額は1兆円近くになる。

米紙「ウォールストリート」8月7日の報道によると、住宅の壁に中国製石膏ボードを使用している住宅の室内は、硫黄のような異臭を放ち、アレルギーや呼吸器系などへの健康問題だけではなく、浴室とキッチンの蛇口は変色、冷房や電気製品は頻繁に故障し、電源がよくショートする等の問題発生が今年に入って相次いだという。 被害は、とくにフロリダ南西部と南フロリダに集中しているが、すでに全米23の州から800件以上のクレームが米消費者製品安全委員会の石膏ボード情報センターに殺到。
 2005年のハリケーン被害によって米国では多くの住宅が建て替えられ、国内での建材不足、低価格という理由から、中国製の建材が大量に輸入され、石膏ボードを使用している建物は10万戸以上にのぼると推定される。

米国石膏版製造商協会(Gypsum Association)は家屋内で卵の腐った臭いや、金属部分の腐食や、銅の導線が黒い煤で覆われたり、銀製品が黒くなったりなどの被害で中国製ボードの使用が判別できるとしている。米国環境保護庁(EPA)により中国製建築材料の石膏ボードに含まれる硫黄などの腐食性物質が基準値を超えて含有し、また含まれるストロンチウムの量は米国製のものの含有量の10倍だったと確認されている。

 どうして中国製の石膏ボードに硫黄分が含まれるかは以前の関連ブログ参照 これは米国だけでなく、他の国でも起きているように思うのだが、、。写真は自宅がこの被害に合い、自費でボードの取替え工事をしている様子。この方の改修費は1000万円近いと言う。

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One Comment

  1. よりばば
    Posted 2009年8月23日 at 1:15 AM | Permalink | 返信する

     アメリカは、輸入に際しての安全基準が低いのですか?

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