ドイツ 中国人観光客に「写真撮るな!」

84711_457434 2009年9月7日同日付の中国紙・環球時報によると、ドイツ・バイエルン州で8月31日、現地のオーストリア企業の支社を視察していた中国企業の関係者が視察企業の商業機密を盗んだ疑いで逮捕された。
逮捕された中国企業の関係者は42歳で、現地警察はこの人物が「小型カメラで視察企業の製品の生産過程と製品を撮影した」と説明、、。環球時報の記者は「中国の企業関係者が博覧会で撮影をしようとすると必ず阻止されていた。ほかの国の人はそうしたことはなかった」と告白。また、観光客でも中国人が現地の商店の中を撮影することは禁じられる場合が多いとの情報もある.。

ドイツでは観光客の中国人でさえスパイ扱いされると中国紙はいじけているが、これにはこれに至る中国人のスパイ事件が多発した事や、ダライラマ訪独以降からの、ドイツへ集中した中国からのハッカーによるウィルスを使ったパソコン攻撃、また前政権の中国寄りの政策でドイツはEUの中でも鉄鋼や車関係で対中国貿易を増大させたが、現政権のメルケル首相になり、中国が人権問題の改善に無視を決め込む事への反発も重なり、ドイツは今後の経済交流をインド重視に切り替えると明言している。多くのドイツ企業が中国貿易をする中で国民からはこの経済政策の転換に大きな反発は無いようだ。

こんなことの重なりで、愛国心の強いドイツ人が中国人の観光客にさえも反感を持っているのだろう。どんなスパイ事件があったかというと、、。(写真はインフルエンザを警戒した中国人観光客だが、こんな風体でゾロゾロこられたら警戒もされるだろうな。観光には相手から見た感じも大事な事です)

ドイツの防諜機関の諜報活動対策の専門家、Walter Opfermannは、中国は産業機密を盗むために、昔ながらのスパイから盗聴まで数々の「高度な手段」を利用しており、インターネットの利用が増加していると語り、手口は「恐ろしく洗練され」てきており、100万人もの諜報員を採用する中国は今ではドイツの送電網などの「大規模なインフラを丸ごとサボタージュ(破壊工作)する」能力を持っている、と彼は語った。 、、。産業スパイによって毎年ドイツ企業にもたらされている被害額を、およそ500億ユーロ、雇用30,000人分と見積もっている。或る事件では、警察は勤務先のドイツ企業から企業機密を盗んだ容疑で、或る中国人女性の家を家宅捜索し、非常にデリケートな製品情報を含むCD170枚を発見した。 また別の事件では、コンスタンツ湖の辺りにある某社で働いていた非常に高い資格を持つ中国人エンジニアが、同社が開発している機械の情報を中国の競合会社に渡していたことが発覚した。 このライバル会社は、全く同じレプリカを作っていた。

多くの事件では、警察が捜査を開始した途端に本人が行くえ不明になり、いつの間にか中国へ帰国していることもあると書いている。日本では統計すら出ていないが、相当な産業スパイが暗躍しているだろう。

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