悪役のCO2を使う製品

200907200006a1 最近はいろんな部分で出し抜かれている日本の技術だが、これには海外も唸ったと思う。

東レは新開発の「マイクロ/ナノ発泡技術」(超微細技術)を使い植物(トウモロコシ)プラスチックのポリ乳酸を材料とする高性能断熱材を開発した。部屋の熱の出入りを抑える断熱性能が高く、冷暖房機器の電力消費を減らせる。試算では一般家庭の電気料金を20年間で約50万円節約でき、二酸化炭素(CO2)の排出量も15%減らせる。2012年の実用化を目指す

 従来の断熱性能が高い発泡プラスチック系の断熱材は、熱伝導度の低い炭化水素を石油系プラスチックフォーム(発泡体)のすきま部分に充填させることで製造するが、新製品は、炭酸ガスに対する反応に差がある2種類の植物由来プラスチックを混ぜ合わせてCO2を吹き込むことで、大きさの異なる多数の気泡を形成することに成功した。これにより、断熱材の体積に占める中空部分を、世界最高となる98%まで高めたという東レは樹脂に植物を原料にした為製造工程でCO2が出ないよう配慮。さらに封入する物質には、熱を伝えにくいCO2を使った。

同シートは断熱材として最高レベルのF種断熱材に相当する熱伝導度(0.021W/mk以下)を達成、あわせて良好な断熱性能を数十年維持できる耐久性を実現したという。建築、輸送、家電、自動車等の断熱用途に展開することで、長期にわたる省エネ効果を期待できるとのこと。悪役のCO2も使い方によっては価値があるという新製品が出来そうです。

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