インド北部カシミール 「死ぬくらいなら、、」少女がテロリストに反撃

_46464879_kashmirgirl  前にインドの国境問題の記事を書き、インド北部ジャム・カシミール州(Jammu and Kashmir=J&K)について知っていたので分かりやすかったが、9月27日にこんな事件が起きていた。

9月27日、パキスタンと国境沿いの田舎の岡の上に住む Rukhsana Kausar(21歳とも20歳とも)さんと両親、弟19歳が住む家が、パキスタン領内に拠点を構え機関銃で武装したイスラム主義系テロリスト集団 LeT (去年9月のムンバイ爆破事件のグループといわれている)7人に襲われました。(オサマ・ビンラディンなどともつながっているといわれるが、一般的にはその土地に住む山賊化した少数部族の場合が多い)y1mGTgntxfIiFywn0df-eSLNROeVb2vbD6kHkDhH0Vkq88CRl81ozF9G8QBJhUoYkx1h3eYUKbovIkQ2vCkL4jJFqmBBZyKFR452EDCBKIwd0Eg97pGNuC2xz3UGm_k67qvEzhjVD29LvmlAd5j0AuHnwkk

彼らは食事と宿の提供を求めたというが、別の警察の発表では、どうも年頃のRukhsanaさんの誘拐が目的だったようで、彼らが来たとき両親にベッドの下に隠れるように言われ従ったが、彼らのうち3人は、入ってくるなり目の前で両親に棍棒で暴行を加え始め、父親の悲鳴を聞くや彼女と弟は勇敢にも彼らに立ち向かい、彼女は一人の兵士の髪をつかんで壁にたたきつけ、オノでそのうちの一人に切りつけ、さらに奪い取った自動小銃を撃ちこみ、相手の司令官クラスの男は12発の銃弾を撃ち込まれ絶命。さらに、外で待機していた4人らと銃撃戦になり、二人にAK-47自動小銃で怪我を負わせ蹴散らしました。弟と二人でのテロリストとの戦闘は4時間に及んだが、それまで彼女には銃を扱った経験はなかったそうです。

taliban-batut 地元州警察は彼女の勇気をたたえ、TVなどではヒロインの扱いになっていますが、問題は、彼女いわく「自分たちの事は知れ渡りました。彼らは、自分たちの司令官が殺された事で、私達が安全な場所にいようがどこにいようが必ず復讐に来るでしょう。、、、」弟は軍隊に入り警官になりたいそうで、彼女は勉強を続け、やはり警官になりたいそうです。

事実を知れば、警察が「並外れた勇気」というほどに、その行動は必死とはいえすさまじく、彼女の言う「殺さなければ殺される、、」という覚悟がそうさせたのでしょう。州警察は一家の身辺警護と経済的支援、さらに安全な場所の確保に努力するそうです。左下の写真は、彼女たちに撃たれたかオノで切られたかで負傷し、捕まったテロリストの一人のようだ。

事件後、家族が移り住んでいる近くの街 Rajokri は、右の図の大きな三角矢印のところ(停戦ラインより32キロインド領内)。このテロ集団は、グレー色のパキスタン領内に居るが、パキスタン政府からは支持されてなく、インドが実効支配する黄色のカシミールの分離独立を叫ぶ反政府集団で、食料を求めて頻繁にインド領内に出没するそうです。逆襲を受けた司令官Uzafa Shahは長年この辺で活動する指名手配犯で、彼女には賞金4500ポンド(63万円、一部報道では4000ポンド)が支払われます。 参考報道記事の一部

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One Comment

  1. よりばば
    Posted 2009年10月5日 at 8:11 AM | Permalink | 返信する

    凄い…

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