2010年 デトロイトモーターショー

238481 今回のショーで、個人的に注目していたのは中国BYDの電気自動車

BYDは12日、デトロイトショーのプレスカンファレンスで5ドア4人乗りの電気自動車(EV)『e6』(右)を発表した。e6は自社で新開発のFeバッテリー(鉄リチウムイオンバッテリー)を搭載し、満充電での航続距離はなんと330kmにも及び、更にこれをガソリン車並みの価格で販売を予定しているという。e6は、コンパクトなミニバンスタイルを持ち、5人乗車を可能としたEV。サイズは全長4554mm×全幅1822mm×全高1630mm。ホイールベースは2830mm。75kw/450Nmを出力し、2295kgの車体を140km/hまで加速させる。驚きなのがこの航続距離で、満充電で330kmもの走行を可能と言う事は、車体重量が多少でも減れば、電気だけで400km走行の可能性もある。これにより自動車の走行コストもガソリン車の3分の1程度になるとアピールする。後は低温地での走行や安全性能だけだ。

中国はハイブリッドHVプラグインハイブリッドHVDもパスして、一気に電気自動車EVに突き進むのか?すでに中国でこの鉄リチウム電池の工場は完成し、VWやアメリカが提携している。今の時点ではこれがガソリン車並みの価格で販売されれば世界中が太刀打ちできないだろう。今回、モーターショーのコンセプトカーだけを見ればVWもプリウスを追い越す勢いだ。何せ世界で見れば、VWは販売台数連続世界一の会社だ。トヨタが手がけなかったディーゼルとハイブリッドの組み合わせで攻めて来るようだ。このままなら日本車は数年で中国、韓国、欧米に太刀打ちできない可能性もある。この会社の会長いわく、2010年下期(7-12月)に、ロサンゼルスに拠点を置いて米市場向けの動きを開始、中国の自動車販売台数は、今後5年間に2,000万台に拡大すると公言している。当然だが、日本の企業も鉄リチウムバッテリーの国産化に向けて開発を急いでいる。この鉄リチウム:リン酸鉄リチウム正極材料の開発経緯、特許を調べると、アジアでは 台湾の会社 Aleees に行き着く(開発製品名: LFP-NCO (Nano-Co-crystalline Olivine) LiFePO4·zMO’ (M’O = metal oxide) material  )ので、中国のBYDは独自の量産技術を確立したという事らしい。  e6 写真など紹介記事  2009年1月のe6公開時のブログ 参考ブログ:デトロイトショーでの中国製プラグイン・ハイブリッド車

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