プリウスの ブレーキすっぽ抜け 米国ではアクセルが!

P1m 知人の話で、プリウスを購入直後にブレーキのスッポ抜けが発生して危ない目にあったという。札幌の去年12月の路面凍結時期の話で、ディーラーのスタッフが運転しても同じ現象を確認した。似たような現象は多く起きているようで、このサイトのコメントにも多い。典型的なのは下のようなコメントの状況だろう。個人的には、ブレーキを踏んで回生ブレーキが効き、エンジンブレーキがかかったような状態からABSへ移行するタイミングのずれ等の問題ではと思うのだが、、。制御ソフトの設定を直す必要があるのだろう。

「ブレーキのすっぽ抜け、私も経験しました。凍結気味の交差点で、この程度なら止まれる距離と思ってブレーキをかけたら、一瞬ブレーキがゆるんだ感じになり、車が前に進んでしまい、ぶつかるかと思いました。他にも経験された方のレポートがあり、大変参考になりました。※ プリウスは、構造上、ABSの作動がブレーキペダルに反映されない。  前まで乗っていた車は、作動するとすぐに反映され、ABSが効いているなと実感できましたが、この車種では分からないのですね!ブレーキのすっぽ抜け現象が、回生ブレーキによる影響かABSが効いてのものなのか、それとも他にあるのかどうかは分かりませんが、車の特性ととらえて、注意して運転するようにしたいと思います。皆さんのレポート有り難うございます。」

上のような状況は、路面からマンホールのふたに片輪が乗ったときにも起きる様だ。これに対して、車に詳しい方の回答が載っていた。

「ABSは緊急ブレーキ時にタイヤがロックした場合、ブレーキを踏んだままでも自動的にブレーキの解除・作動を繰り返し、タイヤのグリップ力を回復させるとともに、クルマの走行安定性を保ち、ハンドリングによる危険回避能力を確保しようとする装置です。一瞬ブレーキがゆるんだ感じになるのは、ABSが正常に働いている証拠です。ABSは決して制動距離を短くするための装置ではありません。特に砂利道や未舗装路、新雪路、凍結路等では、ABS未装着車に比べ、制動距離が思いのほか長くなることがありますよ。」

事例にも多いように、片輪が空回りしたり、滑った状態、つまりスリップしたような状態ではフットブレーキからABS(アンチロックブレーキ)に移行する。回答の「自動的にブレーキの解除・作動を繰り返し、、」とは、足踏みブレーキより優先的に断続的にブレーキを踏む、効きの良いポンピングブレーキの状態をABSが再現すると言う事だろう。しかし、スリップは寒冷で降雪地域では頻繁に起きる事で、これで制動距離が伸びる、つまり、滑っている状態の発生は事故を招くし、内部の誤作動でブレーキが瞬間的にしろフットブレーキもABSも効いていない状態はあってはならない事だ。雪道だけで言えば、これを回避するにはABSを効かせないように、早めに減速か、細かく軽い踏み込みのポンピングブレーキの使用が必要かもしれない。車の癖と言うには重大な問題だ。

article-1246553-080D0347000005DC-704_468x346 昨日のブログで、日本車はいずれ欧州車に負けると書いたばかりだが、この記事を書いている最中に、26日、アクセルの不具合からトヨタが米国で260万台のリコールを発表しその後台数は535万台に拡大、更に乗用車など8車種の販売を中止するというニュースが入ってきた。トヨタの最大の危機だろう。少し前に高級車「レクサス」の暴走から426万台を自主回収したばかりだ。リコールは中国、欧州のトヨタ車にも飛び火し、最大で世界での販売台数を上回る700万台以上がリコールになりそうだ。対象車種は、2009年以降発売のRAV4、カローラ、マトリックス、2005年以降発売のアバロン、2007年以降発売のカムリ、タンドラ、2008年以降発売のセコイア、2010年のハイランダー。リコール対象となるアクセルペダルの部品は、米国製であり、日本国内では使用されていない。事故は報告されていないが、原因となったアクセル関連部品は、欧州向けモデルなどでも採用されており、米国製部品を利用した設計上の問題が原因となり、アクセルペダルを緩めようとしてもアクセルがかかった状態が続く可能性があるという。

日本車の安全神話を作ったトヨタが、自分でそれを壊している。これは日本製品への信頼にさえ影響するだろう。車好きの中には自分も含め意外とアンチトヨタが多い。その放漫な、平均点で妥協した個性の無い車造りに我慢できないからだ。 写真右下は、トヨタの中古車に欠陥車として「売り止め」の表示をする米国の様子。参考:海外のブレーキ事故   関連ブログ:2009年8月28日レクサスES350 暴走の状況  過去ブログ:VWの巻き返し    参考ブログ:2006年当時のプリウスのリコールとトヨタの対応

20100128-00000043-maip-bus_all-view-000 2010年1月28日:トヨタ自動車は、米国でのレクサスの暴走死亡事故に端を発した、リコールの原因となった部品を製造した米メーカー「CTS」に、リコール費用に応じた一定の補償を求める方針を明らかにした。費用総額がある程度固まった段階で具体的な交渉に入る。問題が見つかったのはCTSが設計・製造した「フリクションレバーfriction lever」と呼ばれるアクセルペダルの付け根にある部品。ペダルを踏み込む動作の繰り返しですり減った個所に、暖房の使用で結露が生じることで抵抗が増し、最悪の場合は踏み込んだペダルが戻らなくなる恐れがある。 関係者によると、ペダル部品の図面作製や素材選定などをCTSが担当。トヨタはその仕様を承認する形で売買契約を結んだという。

2010年1月29日英国ホンダは29日、パワーウインドーのスイッチの不具合で雨水などで漏電し発火する恐れがあるとして、北米や欧州などで約64万6千台をリコールすることを明らかにした。対象は2002年から08年に製造され、米国や英国、南米、アジアで販売された「フィット」や「シティ」など、これまで約19件の漏電事例が報告されている。

20010年2月4日:米フォード自動車が4日(現地時間)、ハイブリッド車2モデルのブレーキ問題のためリコールをすると発表した。対象車は2010年型「フュージョン」と「マーキュリー・ミラン」で計1万7600台。フォードの発表は、米高速道路交通安全局(NHTSA)がトヨタハイブリッド車「プリウス」制動装置に対する正式調査を決めた直後に出てきた。  フォードがハイブリッド車のブレーキ問題を速やかに認めたのは、市場調査会社コンシューマーリポートの指摘のためだ。コンシューマーリポートの運転手は最近、2010年型フォード「フュージョン」に乗って試験走行したが、恐ろしい経験をしたという。カーブで速度を落とすためにブレーキを踏むと、ペダルが中へ入っていきブレーキが利かなかった。 その瞬間、ブレーキの異常灯もついた。しかし急いで車を止めた後、エンジンを切ってまたかけ直したところ、ブレーキがまた正常に作動した。  コンシューマーリポートがこれを指摘すると、フォードはすぐにリコールを決定した。 フォードの内部ではすでにこうした事実を知っていたということだ。

  関連ブログ:トヨタ車問題2009年2月4日時点    この続きは>関連ブログ:トヨタの体質と悪歴

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One Comment

  1. のび子
    Posted 2010年1月27日 at 4:16 PM | Permalink | 返信する

    ほんまに抜けるわけや無いのん。。。ね。。。

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