VWの巻き返しが始まった!

215554 フォルクスワーゲン2009年9月14日にドイツのフランクフルトモーターショーで『L1コンセプト』を発表した。効率的なディーゼルハイブリッドを搭載し、エアロダイナミクスと軽量化に徹底的に取り組んだ結果、コンセプトカー(将来のモデル車)とは言え、欧州複合モード燃費72.46km/リットル、CO2排出量36g/kmという、EVや燃料電池車を除いて、世界トップの環境性能を実現していた。最大出力14psの小型モーターは、エンジンと7速DSGの間にレイアウト。2次電池はリチウムイオンバッテリーを搭載する。アイドリングストップや回生ブレーキも装備され、EVや燃料電池車を除けば、世界トップの環境性能を達成。0‐100km/h加速14.3秒、最高速160km/h、最大航続距離670kmという実用性も兼ね備えていた。(左上)

フォルクスワーゲンは、それからわずか数ヵ月後の2010年1月19日、アメリカのデトロイトモーターショーで販売モデルとなるハイブリッド車『ニューコンパクトクーペ』(NCC:写真下)を発表。エンジンはガソリン直噴1.4リットル直4ターボ「TSI」で、最大出力150ps、最大トルク22.4kgmを発生。トランスミッションは7速DSG。「E-モーター」と呼ばれるモーターは、エンジンとDSGの間にレイアウトされ、最大出力27ps。2次電池は、蓄電容量1.1kWhのリチウムイオンバッテリーで、ボディ後部に配置。駆動方式はFFで、モーターのみ、エンジンのみ、エンジン+モーターの走行モードを持つフルハイブリッドとなる。アイドリングストップ機能と回生ブレーキを装備。欧州複合モード燃費は23.8km/リットル、CO2排出量は98g/kmと、環境性能は一級だ。0-100km/h加速は8.6秒、最高速は227km/hという高性能車。詳細な写真はここで

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さすがにデザインは洗練されている。これは日本車が何時までたっても勝てない部分で、下手するとデザインだけなら中国車のほうがいい。このHV車に、恐らく開発中だろう高性能な環境対策済みディーゼルを積まれたら性能的にもプリウスは負けるだろう。ディーゼル規制と共に、乗用車用ディーゼルエンジン開発をやめた日本を尻目に、欧州は環境的にも性能的にも優秀なディーゼルを開発した。このエンジンは現在でもアルコールなどで走るバイオ燃料には最適なエンジンで、将来のバイオ燃料の普及を考えると、日本は止めてはいけないエンジン開発だった。以前にも書いたが、トータル的には欧州勢に日本車は勝てないと思う。もちろん価格や、乗り心地も問題だが、これだけ完成度の高いものを短期間に開発するのはすごいというしかない。

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