5番目の柱 5th Pillar

WHO is 5th Pillar- - 5th Pillar_1265594558256 右の紙幣はインド政府発行の紙幣にそっくりだが、政府発行のものではない。5th Pillar(5番目の柱)という慈善団体が発行しているいわば偽札だ。 慈善団体が偽札、ゼロ ルピー紙幣を発行するのは、インド全体にはびこっている汚職、公務員の不正、賄賂の要求に対抗するためで、要求されたらこれを渡しなさいという。

 インドは国中が汚職にまみれ、市民はいたるところで公務員から不必要なお金を支払うことを強制されている。そこで、「賄賂は払わない」という意思を相手に伝えるため、実際の紙幣の代わりにこの“ゼロ”ルピー紙幣を渡し、この紙幣には「共に社会の不 正と戦おう」と言う、この団体のキャンペーン内容が大きく印刷されていて、不正を行う相手に、自分はこの不正撲滅団体の加入者だという事を暗黙のうちに伝達する事になる。紙幣はパソコンのサイトで自分で入手でき、サンプルはインド国内の多言語で用意され、自分で印刷も出来るようだ。それで問題が起きれば団体に連絡してくださいと言う事だ。india-issues-zero-rupee-banknotes

この5番目の柱の主旨だが、簡単に書くと、「社会は 立法府、行政府、司法、報道 の4つの柱で構成されているが、残念ながらインドでは汚職と言う社会悪、不正が根深くはびこっている。これに抵抗し、社会の基本的な権利を守るのが我々の5番目の柱である」と言う事らしい。紙幣というよりは、団体の、紙幣の形をした宣伝ビラと思えば分かりやすい。

日本のように、巧みに法律に守られて半ば合法で悪事を働く天下り、役人にはどうしたらいいのか?まずするべきは、簡単に復職できるなどは撤廃すべきだろう。また、役所内で連座制を徹底して、悪事があれば部署ごと人員入れ替えくらいの処置をしなければ悪習は断ち切れず、日本には、こんな柱が電信柱の数ほどいるだろうし、奴らは司法、行政、立法の奥深く潜み、日夜黙々とシロアリのごとく国家財政をむさぼり食うとは、ある意味インドよりも悪質かもしれない。(インドの実態としては、電車などで正規料金を払わず、検札の際に内緒で小額を渡す者が多いのも事実らしい)

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4 Comments

  1. のび子
    Posted 2010年2月9日 at 3:58 AM | Permalink | 返信する

    どっちもどっちやなぁ。。。

  2. よりばば
    Posted 2010年2月9日 at 1:26 PM | Permalink | 返信する

    私が最近チョッと知り合った、公務員退職者の方も、やはり70歳近くなのに、公務員というエリート意識は健在でした。自分達はそれなりに努力してなった。文句があるならなってみろ。という姿勢。その方自身はいい方ですが、エリート意識は染み付いているようです。貧富の差が激しい国では、なお更でしょう。いい意味でのエリート意識で権力を良い方向へ使うといいのに…。久しぶりにガンジーさんの笑顔に会えました。

  3. kako
    Posted 2010年2月9日 at 3:42 PM | Permalink | 返信する

     学生時代、インド王族の医学生と文通してたことありましたが 彼もまた貧民の生活については 無関心でした。 彼自身、現在は 賄賂を受け取る立場になってるのか 問い合わせたいくらいの現実話です。

  4. 案山子
    Posted 2010年2月9日 at 8:22 PM | Permalink | 返信する

    ごこか 見たような  おじさん だね

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