トヨタに降りかかる更なる問題 NUMMI閉鎖問題

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   現在、アクセル、ブレーキのリコール問題で渦中にあるトヨタは、2010年3月生産分をもって、米カリフォルニア州フリーモント市におけるゼネラル・モーターズ(以下、GM)との合弁事業であるニュー・ユナイテッド・モーター・マニュファクチャリングNUMMIへのカローラ、及びタコマの生産発注を打ち切ることを決定しているこれは1984年に、生産性の上がらないGMからの依頼で合弁会社を作り、それまで、麻薬、アル中、欠勤などがはびこっていたNUMMIをトヨタがてこ入れし、独自のカンバン方式で生産性を2倍にし、当時の米国自動車業界を驚かせ474353.1-lgた有名な工場だ。

その後、合弁相手のGMは製造業をおろそかにし、金融業で失敗、経営破たんして国営になり、すでにこの合弁会社からは手を引いた為、トヨタとしてはここを維持する名目がなくなった。最盛期の従業員は4700名で、一時は日本向け右ハンドル車も生産した。GMから引き継いだ流れで、米国のこの工場には珍しく労働組合が存在している。

この、経営上のトヨタの判断に、今回の騒動を絡めての発言が飛び出した。持ち出したのは、このGMがすでに2009年6月に撤退を決め、トヨタもすでに2009年8月に2010年4月1日での閉鎖を決めた工場NUMMIの労働組合。

全米自動車労働組合(UAW)のボブ・キング副委員長'(左)は3月5日、トヨタ自動車が米ゼネラル・モーターズ(GM)と合弁で運営していた生産子会社「NUMMI(ヌーミー)」を閉鎖する計画に反対する考えを明らかにし、3月7日に訪日し運営継続を訴えるという。副委員は米国で批判が強まるトヨタのリコール問題にも触れ、「今の環境での閉鎖は(トヨタにとって)よくない。運営を続けるのがより賢い決断だ」と、閉鎖方針の撤回を求める考えを示した。

斜め読みすれば、リコール問題を何とかしたければ工場を残せとも聞こえる。この方、元フォード社の出身で次期委員長候補とも成れば政治力もあるだろう、「リコール調査委員会など俺が黙らせてやる」とか言い出すのでは、。。これは野次馬の推測だが、それにしてもアメリカはわがままダナ!!閉鎖のタイミングが悪いと言えばそれまでだが。生産停止後、NUMMIでのカローラ生産分は、一時的に、カナダ(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・カナダ)と日本の高岡工場、関東自動車工業へ移管する。日本への移管分は、将来、北米に生産を戻すことを検討しているという。

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One Comment

  1. 案山子
    Posted 2010年3月9日 at 9:12 AM | Permalink | 返信する

    トヨタ 落ち着くと いいけど なかなか 大変ですね  他のメーカ 喜びますね 

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