汚染物質も汚染報告も垂れ流し 中国

20061208

国家海洋局が3月11日発表した「2009年中国海洋環境質量公報」で、中国の全海域で水質がきれいな状態でない海域面積が約14万7000平方キロメートルと、08年よりも7.3%増加し、近海の海洋生態系の悪化にいまだに歯止めがかかっていないことがわかった。観測を実施している海洋生態系のなかで、健康な状態の近海海洋生態系はわずか24%、亜健康(不健康予備軍)は52%、不健康は24%だっd0026063_6325889た。昨年汚染が最もひどかった海域はそれぞれ遼東湾、渤海湾、莱州湾、長江河口、杭州湾、珠江河口と一部の大・中都市近海の水域で、海水中には無機窒素や活性リン酸塩、石油などの汚染物質が主に含まれていた。

少なくても2005年から毎年中国海洋環境質量公報が公表(左上)されているが、一度としてその対策や警告が載った事が無い。相変わらず汚染がひどいと訴えるだけで、地域住民には健康被害が出ていると見ていいだろう。

具体的な汚染物質とは、無機窒素、可動性リン酸塩や重金属、石油類、貝類に残留する汚染物質は、鉛、カドミウム、DDT殺虫剤など、中でも鉛の残留量は基準値を50%も超えており、カドミウムとDDTの残留量も基準値を40%上回っており、18の生態観測区内の21か所の沿岸海域の生態環境の中で、76%が汚染基準を超えているという。

ts370032 WWF(世界自然保護基金)は2006年に黄海付近の世界的に重要な生き物の生息地23ヶ所を示した地図(右)を公表したが、ピンク色の 優先保全地区と先に発表された汚染地域はほぼ一致する。この汚染は東シナ海、日本海に流れ込んでいて、くらげの大発生の原因とも言われているが、中国政府から対策の言葉は全く出てこない。

左下は、以前公表された渤海湾の汚染の広がり(ピンク色)とクラゲの発生状況。大陸からの河口から流れ出る汚染物質が海を汚している。対策は聞こえてこない。

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2 Comments

  1. 案山子
    Posted 2010年3月16日 at 11:04 AM | Permalink | 返信する

    早く 見地の民族 汚染物質 怖さ 気が付いたら いいのですが北九州 洞海湾 昔し海がヘドロ もちろん 魚 住めませんでしたよ今わ綺麗に 魚も 戻りました産業コスト 汚染物質 比例 出使用ねー

  2. kako
    Posted 2010年3月16日 at 2:52 PM | Permalink | 返信する

    能登では 近年、漁獲高減少で漁師の生活くるしいのに 汚染の垂れ流しで、今度は魚が売れなくなるー

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