注目されるインドの民族問題,毛派反政府組織

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    インド中部チャッティスガル州ダンテワダ地区Chhattisgarh’s Dantewada district.で2010年4月6日、極左武装組織インド共産党毛沢東主義派 India-Maoist (CPI-Maoist) のインド中部最大の武装グループナクサルNaxalが警官隊を襲撃し、少なくとも警官76人が死亡した。警察当局によると、警官隊約80人が同日朝、ジャングルのパトロールから戻ってきたところを毛派武装グループ約千人が待ち伏せして銃撃したり、警察車両を狙って即席爆破装置(IED)を爆発させたりした。インドで毛派が活動して43年、最悪の事態が起きた。

Maoist  以前のブログでインドの左翼組織については詳しく書いたが、地図で見る限りは左翼活動の盛んな地域の中心部で起きた惨劇だった。毛沢東主義といっても中国共産党とは関係なく、民族的にインド中央政府や州政府から抑圧 されている地域で活動する独自の共産主義的反政府政治結社と理解していいだろう。そこでは州政府にWpic1武力で立ち向かい、独自の法律と税制の中で民兵組織も保有している。農業主体のこの地域で、公平な富の分配なども行われているといわれ、地域では多くの支持を集めている。そこへ送り込まれた州政府の警官が全滅に近い襲撃を受けたというニュースで、これほどの惨劇は記憶にない。おそらくインド政府は州軍、国軍を投入して鎮圧に乗り出すだろう。政府はすでに鎮圧を表明しているが、今のところ空軍使用はないようだ。右は反政府組織の写真。近年勢力は少しずつ東西に拡大している。地図の色の付いている部分は国境問題、民族問題のある地域。赤い丸が反政府組織の活動中心部。左下:横たわる警官の遺体。過去ブログ:インド毛派(州地図含む)

18TH_MAOIST_116938f AVN_DANTE3_116958g 2010年5月17日;同じ地域で警官、民間人が載ったバスが地雷攻撃に遭い、死者50名前後、負傷者多数の被害を出している。現地報道記事では 犯行グループを Maoist と Naxalの表記が混在しているが、共産主義者(Maoist)のうち、上の事件と同じくこの辺に拠点を置く反政府組織ナクサル(Naxal)の犯行と読み取ればいいだろう。Monday when Maoists blew up a private bus using a powerful Improvised Explosive Device (IED). The blast occurred at 4.30 p.m. at Chingavaram on the Dantewada-Sukhma road in Chhattisgarh.

インド東部、中央部の地域(赤の回廊)を中心に、州政府軍と毛派の抗争で昨年は1000人以上の被害者が出た。インド中央政府と地方州政府間対立が対応を難しくしている。地方分権が進んだインドでは、治安維持は州政府が担うが、毛派の活動が活発な5州は革新野党主導の政権で、毛派への強硬策に批判的な地元支持者を抱えている。今年初頭から中央政府は各州首相に合同作戦の協議を呼びかけているが、うち2州は参加を拒んでいる。毛派は今年2月から行動を活発化させている。

2010年6月29日:インド中部チャッティスガルChhattisgarh州ナラヤンプル地区 Narayanpur district で29日、100名ほどの極左武装組織インド共産党毛沢東主義派(記事によってMaoist、又はNaxalsと記述 )が森林地帯で警官隊を待ち伏せて銃撃し、2~3時間の銃撃戦で少なくとも警官27人が死亡した。遺体の確認はされていないがナクサル側にも15人ほどの死亡者が出たとも情報もある。

 

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3 Comments

  1. 案山子
    Posted 2010年4月7日 at 9:00 AM | Permalink | 返信する

    はー76の遺体 ひー真剣に 殺し屋居子 コロシアイ ですね 短い 人生 話し合い 通じない 者ですかねー 死んだら 意味 無いですね そんなこと 言つたら 非国民 呼ばわり でしょうね

  2. kako
    Posted 2010年4月7日 at 3:09 PM | Permalink | 返信する

     貧富の差問題も絡んでるだけに 州政府に反抗するのは理解できますが 今後、政府の仕返しがよけい悲惨になりそう

  3. よりばば
    Posted 2010年4月9日 at 12:57 AM | Permalink | 返信する

    武装グループの忍者的神出鬼没の襲撃には、命令で統率されて動く政府軍・警官はタチウチしにくいでしょうと思います。殺しあう事、どうしたら止まるんでしょう。裏からの支援の武器の供給を絶つ事も無理なんでしょうね…。

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