①ルイジアナ州沖の石油基地爆発炎 海底から噴出続く

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   英石油大手BPは4日、メキシコ湾に面する米南部ルイジアナ(Louisiana)州沖の石油掘削基地の爆発炎上事故による大規模な原油流出事故の1日当りの対策費は600万ドル(6億円)を超えるとの見通しを明らかにした。 (写真は炎上する ディープウォーターホライゾンDeepwaterHorizone海上掘削基地:2日後に水没 11人が行方不明となった。)
BPは先月20日の事故後1週間以上にわたりロボット潜水艇を使って、450トンもの巨大なバルブ装置を作動させようと試みている。本来は事故直後にこのバルブが作動して原油流出を防ぐはずだったが機能しなかった。また潜水艇のうち1隻は、原油が漏れ出している3か所の近くに分散剤を直接送り込んでいるが、海面に浮上する原油の量を減らす効果が出ているかは分かっていない。海底のパイプまで掘り進んでパイプに特殊液体とセメントを流し込み原油流出を遮断する作業もされているが数カ月かかり、成功するかは不明。現在、一基65トンの大型鉄製ドーム3基を漏出部分にかぶせて原油を吸い上げる方法が進行中で、最初の1基はここ1週間以内に予定されている。すでに600万リットルが流出して一部はすでに海岸に漂着し、今後深刻な海洋汚染が懸念されるとして、ルイジアナ州など4つの州が非常事態を宣言している。アメリカ史上最悪の原油流出事故になるおそれも出ていて、全部噴出して油田が枯れて止まったとしても、噴出される埋蔵量は5憶7500万バレルと天文学的な数量になる。(電卓での計算不能!)

当初、採掘しているイギリスの石油会社ブリティッシュ・ペトローリアム(BP)は、一日約1000ガロン(3800キロリッター,24バレル)の流出と言っていたが、数日後にそれが5000ガロンになり、今では21万ガロン(80万キロリッター、5000バレル)という推測になっている。しかし、1991年にクェートに侵攻したイラク軍の破壊による1億6800万ガロン(約400万バレル)にはまだ達していないし、1979年のメキシコのカンペチェ湾のイストクI(Ixtoc I) で、原油の噴出が抑えられるまでに流出した1億4000万ガロンには達していない。(ああ、アメリカもいい加減メートル換算にしてくれ!)

4日に原油の到達が確認されたルイジアナ州最東端の海域にあるシャンドルール諸島は、米国で2番目に古い動物保護区、ブレトン・ナショナル野生動物保護区(Breton National Wildlife Refuge)の一部で、絶滅の危機にあるカッショクペリカン、コアジサシ、フエチドリなどが生息している。(写真は海岸で群れるカッショクペリカンの群れ。この鳥はルイジアナ州の州の鳥)

5月4日、カリフォルニア州は同州の財政再建の一環として同州サンタバーバラ(Santa Barbara)沖で計画されていた海底原油開発計画の中止を決定。その後の経過追加ブログ

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2 Comments

  1. 案山子
    Posted 2010年5月5日 at 8:45 PM | Permalink | 返信する

    おはようございます  沢山の 飛べない 鳥  かわいそうに  ねばねば だものねーー北九州 休み明け 雨 の 用です  神様 偉いよねー  5日 良かった物 ねー

  2. よりばば
    Posted 2010年5月5日 at 10:59 PM | Permalink | 返信する

    排出ガス規制とか、海洋汚染問題とか、あれこれ言ってても、多分人的ミスの今回の事故でチャラ!5憶7500万バレル?!人為的回収作業をどんなに尽くしても、黒煙の中の物質とオイルボールは世界の空と海に広がるでしょう。

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