早く死ななければならない、将軍様。食糧事情が深刻化した理由

  「早く死ななければならない、将軍様。死んで経済が明るい人により人民たちを満腹にさせなければならない。我らはそのように言えば捕まり、連行されてもそこでは話せない」(平壌市民Aさん)--。 韓国KBSスペシャル「2010年5月、Ci100518124353北朝鮮に何が起こっているのか」は、こうした内容住民インタビュー映像などを5月16日、放送した。

・・・・平壌市民Cさんは「4月9日、将軍様の軍隊視察時、キム・ジョンウン(三男 正雲)大将が一緒に参加した。首領様に似ていて飛躍すると(聞いた)」と言った。金正日体制に対する不安も強く「天安艦事件に関して、それが我が国でなければどれだけいいかと私は思います」(平壌市民Aさん)のように経済制裁に対する恐ろしさを示した。  昨年11月30日、貨幤改革以後、北朝鮮民心離反は相当なものであることがわかった。キム・ジョンウン後継者体制に対する不満と不安も明らかになった。(写真左は路上でトウモロコシを干している北の風景

金正日(キム・ジョンイル)総書記は今年初め、「次にわたしがすべきことは、わが人民に白米を思う存分食べさせることだ」と述べたと報じられた。韓国当局は今年、北朝鮮の食糧不足分は全住民の3カ月分の食糧に相当する約120万トンに達すると推定。しかし、北朝鮮は対策を十分に取れないのが実情だ。ここ数年、ミサイル発射や核実験によって韓国や国際社会の支援がほぼ中断された上に、無理な貨幣改革の後遺症で内部の穀物市場までまひしたためだ。北の人権を扱う市民団体は、「新義州だけでも今年2月現在、 300人余りが飢えで死37ec2600b60179a626455278312c4637んだ」「最近、平壌の高層アパートでも毎日のように、飢え死にする高齢者が数十人発生している」と話す。今年、1990年代半ばに餓死者が100万人単位で発生していたときも手放さなかった軍用米を北朝鮮が放出したのを見ると、食糧事情がどれだけ厳しいのか見当が付く。毎年数千人が死を覚悟して脱北の準備をしているにもかかわらず、4月11日、父親金日成の誕生98周年に打ち上げた花火(中国から輸入、この日、観客12人が橋から落ちて死亡)には540万ドル(約5億700万円)。コメ9000トン余りを買えるほどの金額だ。金総書記が昨年、ミサイル発射や核実験の火遊びに使った金だけでも約7億ドル(約657億円)だ。この金があれば、トウモロコシ約200万トンが買える。

トウモロコシ収量が激減=平年の6割、大凶作か-北朝鮮 – 食料援助団体「国際トウモロコシ財団」理事長によると2009年のトウモロコシ作況は「訪朝した過去12年間で最悪」と指摘。北朝鮮住民の70%が主食をトウモロコシに依存しているとも。(2009年9月22日資料)過去ブログ:天安号を魚雷攻撃 北は四面楚歌

北朝鮮の深刻な食糧不足の問題は、3月26日、北の魚雷で沈没した韓国艦船:天安艦事件(46人死亡)によって中国からの食糧支援が断られるという事態を招きより深刻になった。北朝鮮の攻撃が明確になった今、韓国の対応は?今までの例だと韓国は国内の反発を治めるために、既に強化された防衛体制から対外的には臨戦態勢に入り、北と多少の小競り合いはあっても国連や世界中に北の犯行を裏付ける証拠を提示(20日の予定)し国内向けに「世界は韓国の味方だ」という既成事実を作り上げる。韓国にとって、今紛争を起こしても何の得もなく、韓国大統領は「気持ちはわかるが戦争はするな」と世界から同情されたと国民には言うだろう。対する北は中国から釘を刺されているので大ごとにはできず、中国が調停する形で落着するのではないか。裏では中国が米国に「次はどうしたらいいですか?」と尋ねる姿が想像できる。中国の北をなだめる条件は、5月4日の金総書記訪中時に断った北への食糧支援の再開だろう。沈黙しているロシアは昨年9月に食糧支援を行って以来この南北問題には積極的ではない。さて、この予想当るかな? 2010年5月20日韓国は政府見解を発表する予定。

20091110-871598-1-L 3月26日の北の攻撃は、そもそも2009年11月10日午前11時37分頃、黄海の軍事境界線である北方線(NLL)付近で起きた艦船どうしの銃撃戦に対する北朝鮮の報復ではないのだろうか?この海上での軍事衝突で韓国側に死傷者はなかったが、北朝鮮側は兵士1人が死亡、3人が負傷したとの情報がある。どちらが先に仕掛けたかは別にして、北朝鮮にとってこの交戦は、韓国兵20人以上が死傷した2002年6月の軍事衝突以来の屈辱的なものだったはずだ。この事件で当時責任者の金明国(キム・ミョングク、Kim Myong-Guk)総参謀部作戦局長は降格となり、今年の3月26日の事件後の4月、4つ星の大将に昇格している。北は今でも3月26日の沈没と北朝鮮は無関係と主張しているが、この昇格から計画的報復を疑うことができる。

20091111075834-1 2009年11月10日の事件は、北朝鮮の警備艇1隻が午前11時27分頃、退去を求める韓国側の連絡を無視して、韓国側海域に2.2キロ侵入警告発砲した韓国軍の高速艇を狙って50発以上を韓国船に射撃した。韓国側は2隻で応戦、うち1隻は15発以上被弾したが、約2分間の銃撃戦で韓国兵に死傷者はなかった。装備の古い北朝鮮の銃撃はほとんど韓国艦船に当らず、イタリア製自動照準装置による韓国の銃撃が勝利したと言われている。戦闘に参加した韓国海軍のチャムスリ(Chamusu-rCi100519170203 i:別名キロギ型Kilurki:雁の意)級325型高速艇(150トン級)と北朝鮮軍の上海級警備艇(131トン級)はほぼ同じ大きさ。しかし、韓国側はイタリア・ブレダ社製の40ミリ艦砲(1分間300発速射可能)を搭載、自動照準装置で20mm砲と合わせて200発以上(5900発という記事も)を撃ち込んだ。一方の北朝鮮の上海級は1960年代に建造されたもので37ミリ砲と25ミリ砲を搭載しているが、手動照準のため精度では大きく劣っていた。(左下は当時の戦闘写真。右の韓国325型が区域外に左の北朝鮮艦船を押しもどすために体当たりを敢行している。既に被弾した北側艦船からは煙が出ている。右下40mm機関砲 艦の最前部に位置しているのが見える) 関連ブログ:その後の経過

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4 Comments

  1. のび子
    Posted 2010年5月19日 at 3:24 AM | Permalink | 返信する

    どうなるんやろ。。。。。難儀な国やんなぁ

  2. 案山子
    Posted 2010年5月19日 at 11:08 AM | Permalink | 返信する

    日本も 60年前は 天皇さん 神様 各家庭 額 飾ってました悪口 いつたら じんササン コラ非国民  連れて いかれました 見せしめに 一晩 とめる皆 怖がり 神様悪口 言いません 

  3. よりばば
    Posted 2010年5月19日 at 12:22 PM | Permalink | 返信する

    将軍様一族は餓えないでしょうからねぇ…花火を楽しむ気分が理解できない。

  4. kako
    Posted 2010年5月19日 at 2:19 PM | Permalink | 返信する

     生まれた瞬間から、死と隣あわせの国って、ひどすぎる。

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