⑥BPは信用できない! トップキル工法失敗

201052313543241734_8  前回のブログに書いたように、英国系石油メジャーBP(ブリティッシュペトロール)が現在行っている海上へのガスと原油の一部の回収量が1日5000バレル(約80万リッター)とすると、今までの公表値、海底での噴出量が1日当り5000バレルと言う信憑性が大きく崩れる。一部識者が言うように、もし1日当り7万バレル(1100万リッター)ほども海底で流出しているのなら、201052313348503734_3米国史上最悪と言われたアラスカ沖の原油流出の総量27万バレルをはるかのしのいだ200万バレル以上がこれまでの約1カ月に流出したことになる。これに対し米国議会ではBPが意図的に数字を少なく報告した疑いがあるとし、オバマ大統領は「信頼性の崩壊 a breakdown of responsibility」という言葉を交えてBPを激しく批難し、同時に他の関係会社の報告の信憑性にも疑問を投げた。BP重役陣が言っていた5000バレルの数字に対して一部の学者は「お話にならない程低い数値 ridiculously low 」とまで言っていた。 

2010年5月24日BP 2度目のウソ!英BPは24日、発生から1カ月以上となる米ルイジアナ州沖合のメキシコ湾原油流出事故で、一日平均の原油回収量が推計の半分に満たないことを明らかにした。5月23日までの6日間で、回収量が最低で日量1360バレルだったと発表。平均では日量2010バレルしか回収されていない。数日前には、日量約5000バレルを回収しているとしていた。既に米議会内では、BPがすべきことをしないなら今後の作業計画からBPを排除すべきという意見が出ている。

左の写真は、恐らくルイジアナ州南部の湿地帯沿岸に漂着した原油、右下は海に入るのを禁じられた子供が、海水をくみ上げて水遊びを楽しんでいる。

article-1281845-09C5CC98000005DC-447_634x417 2010年5月27日:BPは残る方策としてトップキル Topkill工法を26日から開始し、その直後作業を一時中断し泥状の流動物質と一緒にパイプ内で障害物になるゴルフボールゴムやロープの切れ端のゴミを送り込むジャンクショット Junk shotと合わせて再開された。結果が出るまで3日はかかる状況で、成功の確率は60~70%と言われている。ルイジアナ州では既に沿岸部160kmが原油の影響を受けていると公表。ウォールストリートジャーナルに掲載された事故の原因調査レポート(日本語訳) 右は、送り込まれた泥状の流動体を噴き出す破損した海底油井。噴き出しているのが黒い原油でないことが分かる。

2010年5月30日BPは3日間連続して行われたトップキルTopkill工法の失敗、断念を公表し、他の対策に移行することを発表した。延べ450万リーッター(2万8千バレル)の泥状 4.5 million litres of mud の流動物が注入されたが、結果は破損した部分から海中へ流れ出るだけだった。状況は想像していた最悪の状況「止めることが不可能」となりつつある。後は、現在掘削が進行中の予備抗からの作業を待つしかないが、うまくいっても8月までかかる。それまで原油が止まらないとすれば、原油流出としては史上最大最悪の規模になるのは避けられないだろう。 その後の経過

資料ブログ:過去の流出事故一覧(ヨリババさんのブログより)

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One Comment

  1. 案山子
    Posted 2010年5月23日 at 3:47 AM | Permalink | 返信する

    事故  となれば 仕方 ない としても 事故の起きない事 いのる のみ悪いこと なるたけ つ小さく したいものですよタンカー 満杯 でしょ 

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