メキシコ 地方警察で警官辞職相次ぐ、 現職市長逮捕!

794276 メキシコからの報道によると、メキシコの地方都市で警察署が麻薬カルテルに襲撃される事件が多発し、メキシコ中西部ゲレロ州State of GuerreroのラユニオンLA Union警察署では、武装した麻薬カルテルメンバーに2人の警官が襲撃される事件が起き、11人の署員のうち6人が5月17日に辞職、同署の警察官が補充されるまで州警察官20人が臨時に配置されることになった。この件では北部フアレス市で Juan Padilla Juare 28歳(右)を殺人容疑で逮捕、彼には少なくても10件の殺人容疑がある。彼はフアレス・カルテルJuarez drug cartelと組んでいるLa Linea (drug gang)のメンバーで,対立するメンバーを始末するヒットマンのようだ。La Linea (drug gang)はフアレス州、チワワ州を中心にフアレスカルテルのために働く汚職警官の組織と言われているが、金のためなら誰からの仕事でもする暗殺集団とも言われ、このメンバーの犯行は、首切、遺体切断など残虐なことで知られている。過去ブログ:彼らの犯行と言われる2010年3月13日の犯行 

メキシコ政府は麻薬カルテル撲滅を目指して軍、連邦警察、州、地方警察を動員して「全面戦争」を展開しているが、武装したカルテルメンバーが地方の小さな警察署を襲撃  するケースも多発している。「辞めなければ殺す」といった脅迫を受けた警官の多くが辞任する事態が発生、地方の治安機能がマヒ状態に陥っているところも多い。地方の警官は安い給料で雇われており、麻薬カルテルから買収されている場合も多く、地方警察組織の腐敗も広がっている。警官が居なくなって無法地帯と化した地域では住民による犯罪者をリンチにする事件も起き、カップルから金銭や携帯電話を巻きあげた強盗が住民300人に襲われ殴り殺される事件も起きている。強盗からはナイフとおもちゃのけん銃が見つかった。

メキシコ連邦法務局は5月18abc_guns5_080421_ssh、既にReynosajaime gonzalez duranで逮捕されている武装組織セタスZetasメンバーの通称ハンマー「"The Hummer"」Jaime Gonzalez Duran(左)に対し武器所有とマネーロンダリングの罪で22年間の収監を決定した。彼にはすでに16年半の刑期が下されており、刑期は加算される。彼はセタスZetasの創設メンバーの一人で、この組織には大量殺人、首切などの容疑がある。2008年11月7日、米国との国境沿いのReynosaの隠れ家で逮捕された際には、500丁以上の武器、50万発の銃弾、150個の手投げ弾、ロケット砲などが押収された。

5F126BA113DDF5ADCF3D6A91C4D55 2010年5月27日:メキシコ東部、キューバに近い有名な観光地カンクンCancunの現職の市長Gregorio Sanchez(写真右下)が、麻薬密輸、マネーロンダリング、麻薬武装組織セタスZetasへの情報提供の罪でメキシコシティーから戻った飛行場で26日逮捕された。彼は1月から捜査対象で、現職市長の逮捕の結果に国民も驚いている。

これ以前のこの地域の関連ブログ メキシコ麻薬戦争 中国から原料80トン   これ以降の経過

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One Comment

  1. よりばば
    Posted 2010年5月29日 at 2:40 AM | Permalink | 返信する

    国民の60%が貧困層だとか。誘拐されても居場所が分かるように、体内に埋め込むチップが売れてるって、”らばQ”にありました!http://labaq.com/archives/51089845.html

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