不毛の砂漠が電気を産む

pic03126 pic03127 報道によると、世界最大の太陽熱発電所を建設すると発表したのは仏石油メジャーのトタルTotal とスペインのエネルギー企業アベンコア Abengoa Solarで、国土のほとんどが砂漠のアラブ首長国連邦(UAE)の企業と3社で合弁企業を設立、2012年の操業開始を目指して今年第3四半期に着工する。投資額は約6億ドル。建設予定地はアブダビAbu Dhabi市の南西120キロの位置にある面積2.5平方キロメートルの敷地。曲面鏡により集光するトラフ式集光型太陽電池768台を設置して、発電容量は約100メガワット(自前の計算で3万~3万5千世帯分)となる。上はプラント完成予定図

220px-Solar_Array Smallsketch トラフ式太陽熱発電(Parabolic trough 雨樋型)とは、曲面鏡を用いて、鏡の前に設置されたパイプに太陽光を集中させ、パイプ内を流れる液体(オイルなど)を加熱し、その熱で発電する発電方式である。パラボリック・トラフ方式、分散方式などとも呼ばれる。タワー式太陽光発電と比較すると、高温の液体が移動する距離が長くなるため熱損失が大きくなりがちであるが、タワーの一点に光を集中させる必要が無く、鏡を単純に並べることが出来るため大規模な施設の建設が容易である。各鏡において線状に集光し、パイプを流れる液体で集めた熱エネルギーを運搬するという形をとるので、温度は400℃程度となる。そのためより低い温度でも効率的に発電できるタービンの開発なども求められている。pic03128

lrg_10038987 不毛の砂漠がエネルギーの宝庫になろうとしている。いずれ枯渇する石油の資金でエネルギー開発のパイオニアになろうとしている。そのためのエリート教育には国が全額負担で望み、日本のように投げっぱなし、個人の努力まかせの国からみると学ぶべきことが多い。高学歴が1万人より世界のトップレベルの研究者が100人いればいいという人材育成も進行中で、上のプラントは既に実験段階を終え工事に着工した。政治もそうではないだろうか?魑魅魍魎が500人より、優秀な200人もいれば効率がいい。今の様な時間と金のかかる政治は社会にブレーキをかけている。この部分を政治家は毎度スルーしているが、、。資源の無い日本、人材と言う資源を活用も育成もしていないに等しい。右下はプラントのシステム図  躍進するUAE ノルウェーの浸透膜発電

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3 Comments

  1. のび子
    Posted 2010年6月18日 at 11:51 PM | Permalink | 返信する

    すごいなぁ。。。ほんで。。。この電気はすべてこの施設の冷房費で消えるん???

  2. よりばば
    Posted 2010年6月19日 at 12:35 AM | Permalink | 返信する

    貴ブログの2010/01/27「地球の未来を作る産油国・ノンカーボンシティ」でも、アラブ首長国連邦(UAE)の取り組みを読みました。豊かな国は、発想も豊か、「貧すりゃ鈍する」、日本は今、最低!豊かさとは、借金で取り繕ったのじゃなく、分相応の心の豊かさでもあると思う。治世より媚びの政治が続くかぎり、日本沈没の日はは近い,と思うこの頃です。

  3. 案山子
    Posted 2010年6月19日 at 9:51 AM | Permalink | 返信する

    なんか 効率の良い 発電 しないと 高く 付き添う ですね  光 発電 もっともっと 性能 アップ  して貰いたい  ですね  タービン わ  駄目 でしよねー

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