⑨Bメキシコ湾原油流出 分散剤の恐怖

mexico_gulf 止らないないどころか、噴出量の推定は日増しに大きくなり、当初の5000バレルの10倍以上、6万バレルが1日に海中に流れ出ていると言われ、海上までの吸い上げ作業(1日約1万~2万バレルほど)は続行されていても、正確な海中への噴出料は把握されていないのが実情。今はハリケーンによる原油の拡大が一番懸念され、BPはすでに5月から海上の漂流原油の分散剤the dispersantによる化学処理を行っているが、これにも警鐘が鳴らされている。英文元記事 右の写真は2010年5月海上に放出される分散剤

海面と深い海中で、BPは原油を溶かすために 化学合成物を使い始めました.そして、約100,000ガロン(約40万リッター)を投入。油を分散させることは、鳥を保護し、滑りやすい液状物が接岸しないようにする有効な手段の1つと考えられます。しかし、分散剤は それ自身 有害な毒性を含み、海中に残った油毒性が凝縮し魚類を死滅させ, さらに汚染は長距離を移動して行きます。分散剤の正確な構造は競争的取引法によって公表されません。しかし、労働者安全性シートは コレキシトCorexit9500と呼ばれる製品には[2-butoxyethanol]を含むと言います。そして、高レベルの吸収では その合成物が 頭痛、嘔吐と 生殖ヘの問題に関わってきます。

製品コレキシトの主成分といわれる(ジ)エチレングリコールモノメチルエーテルの危険有害性情報 :可燃性液体 、皮膚に接触したり吸入すると生命に危険 、飲み込むと有害、皮膚刺激 、重篤な眼への刺激性 、生殖能または胎児への悪影響のおそれの疑い 、臓、血液、腎臓、中枢神経系の障害 、気道への刺激のおそれ 、長期または反復暴露による血液の障害のおそれ、水生生物に毒性あり *薬品名だとわかりづらいが、油分を分離、凝固するベンゼンやアセトンのような溶剤と思っていいだろう。

dispersant-application すでに、この人体にも生物にも有毒と分かっている刺激臭のある分散剤は、海上で、更に飛行機により空から大量に散布されている。それによる、どのような災害がこれから起きるかは誰もわからないが、間違いなく生態系に相当な長期に渡る悪影響を残すだろう。すでに1989年のエクソンの海洋汚染事故Exxon Valdez disaster、2009年のオーストラリア沖での流出事故でもこの分散剤が使用され、その際にも科学者によって数世代にわたる海洋生物への悪影響が指摘されている。一部には悪影響は少ないとの見方もあるが、今回のような大量の分散剤の使用例は今までに例が無く、原油の4倍の毒性があると言われる分散剤コレキシト使用後の影響を把握できていないのが実情で、その揮発性は毒性が雨となって地上にも広範囲に拡散する可能性を示している。 これ以前関連ブログ これ以後の経過

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2 Comments

  1. 案山子
    Posted 2010年6月26日 at 8:52 PM | Permalink | 返信する

    事故 事故  処理 して 終わりでしょうが 大変な 庫とですね  ジョウゴ かぶせて 上で処理 出来ないものか ねー九州 雨 が 続いてます

  2. よりばば
    Posted 2010年6月27日 at 12:47 AM | Permalink | 返信する

    詳しく知れば知るほど、恐ろしい…。離れてるから、現在実害を感じていませんが、やがて、雨となり降り注いでくるんですね。

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