互いに宗教の名の下(もと)に、、。

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  最近のアフガン情勢でも悲惨な事件に入るだろう。アフガニスタン北東部バダフシャンBadakhshan州の森林地帯で2010年8月6日、米国人眼科医ら外国人8人、通訳2人を含む10人が銃殺されているのが見つかった。反政府武装勢力タリバンが十人の殺害を認めた。殺害されたのは首都カブールを拠点に医療活動をするキリスト教系民間非営利団体International Assistance Mission (IAM)のメンバーで、米国人6人、英国 1人、ドイツ人1人とアフガン人2人。眼科の医療活動後、首都カブールへ帰る途中で武装集団に襲われ、パスポートや所持品が奪われていた。タリバン報道官は7日、殺害の理由について「彼らは米国人のためにスパイをしており、キリスト教を伝道proselytizeしていたた_48648004_wakhan-corridorめ」としているが、ほとんどこじつけの理由だろう。米国キリスト教使節団American Christian missionariesが行う人道的医療行為をスパイ行為と言い、一行11人の内、イスラム教のコーランを復唱できたアフガン人1人は無事に生還した。右はバダフシャンの風景

この地域は高所で地形が険しく、アフガンでも貧しい地域で、旅行者のガイドや通訳、ポーターの仕事が少ない現金収入となっている。貧しさゆえにタリバンに雇われている者もいると見られ、一部が山賊に変身するというより、山賊がタリバンをかたっていると言っていいだろう 。

article-1301409-0AB7B0B9000005DC-362_306x423 article-1301409-0AB9539A000005DC-989_306x423 生存者の証言では、6日午前8時頃道路から長い髭のタリバンに森の中に誘導され、横並びに立たされ一人ずつ射殺され、そのうち3人は女性だった。また、話し言葉のアクセントから、隣接するヌーリスタンNuristan地区の出身者だったと言う証言があり、そこは医師団が直前まで活動していた地域だった。タリバンは別な犯行声明で「彼らの所持品の中にペルシャ語のキリスト教聖書、位置確認のGPS、地図が在った。」と言い、一行は道に迷い、タリバンの制止を振り切ろうとしたので殺害したとしているが医師団は聖書の存在を否定している。車内の物資や所持品がほとんどなくなっていることから、単に強盗目的だったとも言われ、医師団と言う人質の価値の高い集団を殺した事には今までのタリバンと違和感を感じる人が多い。一行は出発前に危険だからと忠告されたが「我々は医者で誰にも危害は加えない」と言って出発した。article-1301216-0AB78451000005DC-708_634x407 写真(左右)はその犠牲者の女性で英国人外科医師karen Wooさん36歳(子供は患者さん)。彼女はこの活動の中心人物の一人でロンドンでアフガン向けNGO(非営利団体)基金の募集などに奔走し、常に人の為になりたいと活動していた。彼女自身小児科、婦人科をこなし、チームには眼科、歯科も参加していた。8月8日には今月20日の自分の結婚式の為に帰国する予定だった。

事件後International Assistance Mission (IAM)が声明を発表し「事件は1966年の活動以来の活動に対し最も否定的な出来事だが、我々は多くのアフガン人の為に活動を続行する」と言う。今年に入ってからでの民間人の戦争犠牲者は1300人以上で多くがタリバンの攻撃によるものだ。これ以前のアフガン情勢

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One Comment

  1. よりばば
    Posted 2010年8月9日 at 1:02 AM | Permalink | 返信する

    使命感に燃えた、有能な人々がこんな理不尽な死を迎える事は、大いなる損失だと思います。隅々まで救いたい気持ちは分かりますが。赤十字国際委員会 【戦争時における中立人道的活動を行う国際組織(スイス法人)】と共同歩調をとって、危険地帯は避けるべきだと思います。

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