災害地は「居住に不適切」と判断されていた

m75834 昨日の記事の続報から、中国国土資源専門家チームは11日、北京での記者会見で、舟曲県が土砂災害頻発地帯で、重点的に監視すべき地域だったことを明らかにし、すでに2005年に甘粛省地方紙「蘭州朝刊」が舟曲県の水土流失問題を取り上げ、同県に土石流の危険がある場所は86ヶ所存在し、現地住民の安全を深刻に脅かしていると警告してた。同報道は、今回の事件発生後、ネット利用者の間で転載され話題となったが、現在、ネット上から削除された。蘭州大学都市計画専門家の陳懐録氏によると、2008年の四川大地震後、被災地であった同県は「居住に不適切」との判断を専門家が下し、住民の移住を当局に勧めたという。かつて森林や水資源が豊 富であった同県だが、土石流が発生する前の舟曲県の写真(右m28406 上:中国ではすでに削除された写真)を見ると、県政府のある街を囲む山は金鉱採掘地で森林伐採によりほぼ破壊され丸坊主になっている。素人目にも豪雨が来れば市街地に土砂が流入し災害が発生するのは容易に想像できる。左下は谷間を流れ落ちた土石流が市街地を直撃した様子。この地域で1万人近くが亡くなった可能性があり、多くがまだ土砂の下だ。通りには行政の火葬費用が高くて火葬できない死体があふれ、疫病の蔓延の恐れがある。

2010年8月12日:中国国内メディアの報道によると、8月11日夜の大雨により、舟曲県では土石流が再び発生し、被災地から近隣都市に通じる唯一の道路「両舟公路」が完全に通行不能になり、救援活動が難航することが懸念されている。

関連ブログ:甘粛州で土石流発生 

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2 Comments

  1. よりばば
    Posted 2010年8月13日 at 6:44 AM | Permalink | 返信する

    人命救助のパフォーマンスにはうんざり…。災害の危険箇所である事を、事前に報せ、対策・避難という重要な事こそ、行政の仕事だと思うのですが。

  2. 案山子
    Posted 2010年8月13日 at 8:49 AM | Permalink | 返信する

    天才天災 なら 此れまた 仕方 有りません 地球 どこかに ひずみ 出ますよ  予期せぬ 事起こります 死滅 仕方 有りません  又 雑草 の様に 復帰 しますよ

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