中国 電気自動車販売 目標大きく下回る

biz1007311804007-n1 中国の二次電池・自動車メーカーである比亜迪(BYD)は3月末に自社の世界初の量産タイププラグインハイブリッド車(PHV)「F3DM」(ガソリンエンジン併用と、電気のみでの走行との2種類の走行が可能なデュアルモードでコンセント充電可能)を全国で個人向けに発売すると発表した。中国の自動車メーカーが個人向けに電気自動車を発売するのはこれが初めてとみられる。同車種はすでに08年末、政府機関や公共サービス向けに販売を開始している。価格は14万9800元(約199万円)。ただ、個人向け価格販売を始めることで、価格を(補助金で)引き下げる方針であることを明らかにした。 

これが今年3月のニュースで、一ヶ月に100万台以上の新車販売と好調な中国で、いったいどこまで売れるのだろうかと気になっていた。それも、ガソリンコンセントからの電源で走る電気自動車PHVの販売となれば、世界の中でも一歩先をいっている。開発から販売までの期間が想像を超えた短さに世界は驚嘆した。その後の結果は、、。

PHV「F3DM」は3月末に一般向けに発売されたが、販売台数は4月が14台、5月が2台、6月が12台。企業向け販売も100台前後にとどまり個人向け販売は3カ月で僅か28台で。同社の年間1千台の販売目標を大きく下回った。原因として中国政府からの5万元の補助金を差し引いても実質11万9800元(約150万円)と同型ガソリン車の6万~9万元に比べて高く、また充電用コンセントの形状がバラバラで充電設備の規格統一にはまだ2~3年かかる見通しで、同社のおひざ元の広東深セン市でも充電スタンドが数カ所しかないなど、設備の未整備が原因のようだ。専用の高速充電器使用して約15分で80%の充電が可能で、家庭用電源の場合は約7~9時間で満充電となる.

高いのが原因としても、年間販売目標が1000台ならそれなりの設備投資や部品生産はしたのだろう。簡単に言えば市場調査が甘いと言う事だが、致命的なのは、家庭電源でも充電できるが、高速充電が出来る専用コンセントの規格決定や設置事業所の拡充が間に合っていないと言う事で、これはもう物事の順番が違うと言うしかないだろう。それでも販売してしまう中国って、ある意味すごいが、見方によっては笑い話になってしまう。もっとも、充電電池容量20kwでは、一回の充電で電気だけでは最長60マイル(約96km)しか走れないので実用車としては物足りなく、結果的に走行の多くをガソリン車として走ることになる。ましてや高速充電設備がほとんどないのでは、、。スタンドなどは、販売の少ないうちから設備投資はできないと言う事で、これは今後の日本でも大きな課題だろう。

2 Comments

  1. よりばば
    Posted 2010年8月14日 at 4:54 AM | Permalink | 返信

    まだ実験段階で、販売しちゃう!そりゃ、”世界の中でも一歩先”をいけるでしょうよ。

  2. のび子
    Posted 2010年8月14日 at 4:55 PM | Permalink | 返信

    走行距離の短さは。。。あんましやけど。。。そのほかのプラグの規格や価格。。。などなどの問題はそく解決できるようなものばっかし。。。日本は笑ってる余裕無いような。。。。気もする。。。

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