この前日2010年8月21日にも北コーカサスNorth Caucasus(単に北カフカス、北カフカースСеверный Кавказ、英語ではトランスコーカシア(Transcaucasia)またはトランスコーカサス(Transcaucasus)とも表記する)で分離独立反ロシア組織のリー
ダーRustam Munkiyevが北コーカサスで降伏の説得を無視し殺害されている事から、公表はされていないがロシア側は大規模な掃討作戦を展開中なのだろう。
8月22日には今年3月、40人の死者が出たモスクワの地下鉄自爆テロの黒幕と言われるMagomed-Ali Vagabov がダゲスタン共和国で4人の兵士と共に殺害されガレキの下から見つかったた(写真右)。いずれもロシア
警察の作戦と書いてあるが、写真で見れば軍隊、その中でも特殊部隊のチームにしか見えない。ここにも、あくまでもロシア国内の治安問題に止めたいロシアの思惑が見えてくる。写真の女性が地下手地自爆テロの実行犯二人のうちの一人Maryam Sharipova,で、写っている幹部だった夫はその前年ロシア側に殺害されている。
ロシアから分離独立を求めるテロは隣接するチェチェンChechenに潜伏する組織が有名だが、ここ2年ほどでその影響は近隣の共和国に拡大し、中東のイスラム系過激派タリバン、アルカイーダとも関係がある。
One Comment
前掲のブログにも、タリバン側の雇われスナイパーにチェチェン人がいると書いてある。タリバンが恩を返す為、チェチェンのテロに協力したら、あのロシアの事、反撃に何をしでかすか…。