アジアだけ見てもダメ、世界の中で落ちていく日本。

香港紙・文匯報と中国企業報社および中国国務院が共同で行っている「第5回アジアのブランド500強ランキング」が2010年9月9日、香港で発表され、今年のアジアブランド500強のトップ10は順に
➀サムスン電子(韓国)
080711-01
➁トヨタ自動車(日本)
➂HSBC銀行(香港)
④LG電子(韓国)
➄中国移動(中国)
➅清水建設 (日本)
➆ソニー (日本)
➇東芝 (日本)
➈パナソニック (日本)
➉資生堂 (日本)
となり、日本から6社、韓国から2社、中国1社がランクインした。

また、トップ100にランクインした日本企業は57社となり、前回から1社増加した。一方、韓国からは前回と同じ7社、中国本土からは前回から3社減の 23社がランクインした。ランキングでは、「円高と日本経済の低迷にもかかわらず、日本企業は国外において、すばらしいパフォーマンスを見せた」と評価した。

 gdp3 世界の中でGDP(国内総生産)でアジアを見たとき、まだまだchuniti090816欧米と比べれば人口密度の高い日本を含むアジア諸国の一人当たりの生産高はかなり低い(右上表)。人口が少なく、国としての生産総高は低いものの、国民一人当たりの生産高の高い北欧の福祉レベルが高いのはこの辺の数値の違いが大きい。過去にはアジア圏でGDP一人当たりでトップだった日本は最近シンガポールに追い越された。GDPの回復とは簡単に言えば国内景気の回復しかない。つまり、この日本の衰退は政治の景気回復対策の遅れと言っていいだろう。政治が無能で鈍足だと国民は不幸にしかならない。

GDP総額では日本は1968年西ドイツを抜いて2位を維持していたが最近中国に抜かれ世界3位といっても、国民一人当たりに換算すると、国内景気の低迷から過去の3位から2007年で19位まで転落している(下左の図)。GDP将来予測が下の右だが、すでに予想より早く中国に抜かれ、将来的にはインドにも抜かれる。単に経済競争に負けるだけではなく、これは日本が自分の販路(マーケット)を失う事を意味している。政治家にはのんびり内政で時間を取っている暇など無いのです。ここからは個人的な想像ですが、右下図のように中国、インドが急成長した場合、両国は貧富の格差、インフラの未整備、環境問題で大きな内政問題を抱えるでしょう。場合によってはそれに伴う制度改革で暴動もおきかねない要素を含んでいると思っていますので、現状の両国の政府ではこの通りの成長予想は不可能と思われ、ここで重要なのは、バブル崩壊や環境問題など急成長の過程での問題をすでに経験した日本との協力関係で、最近のインドの日本接近はこの辺の思惑からと思っています。

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One Comment

  1. よりばば
    Posted 2010年9月13日 at 1:13 AM | Permalink | 返信する

    【バブル崩壊や環境問題など急成長の過程での問題をすでに経験した日本】そうですよね、このノウハウをウリにすることで、食い込んでいくやり方、アリですね。

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