近代戦の意外な盲点

dan2atap  グレグソン米国防次官補(アジア・太平洋安全保障問題担当)は 2010年9月16日の上院軍事委員会に提出した書面証言で、北朝鮮のプロペラ機が レーダーに感知されない「ステルス機能」を持つと明かした。米空軍のF22戦闘機などが最新鋭技術で実現するステルス機能だが、北朝鮮の「AN2コルト機」は「ほとんどが布と木でできているためレーダーが映し出さない」という。グレグソン氏は米韓同盟は通常兵器の能力で優位に立つものの、北朝鮮がこうした攻撃能力で対抗し脅威を増していると指摘。「AN2コルト機は侵攻や潜入作戦の際に識別が難しい」とし 10万人の特殊部隊と組み合わせた場合、大きな潜在能力を持つ」と警告した。

Ci100917090607 共同のニュースからだが、最新鋭の防御もローテクの飛行機には通用しないという皮肉な事態らしい。これはもともと現在のロシアで1947年頃農業用に制作されたSKh-1 (Selskoe Khozaistvo – Agriculture)が原型で、その後 1970年代に中国で量産され北朝鮮やほか多くの国に供給された歴史がある。偵察や人員の補給とあるが、輸送能力としてはパイロット2名のほかには乗員は8名、最高速度毎時250km、巡航速度毎時220km、燃料満タン時到達距離1025kmとある。

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3 Comments

  1. のび子
    Posted 2010年9月17日 at 1:02 PM | Permalink | 返信する

    これは冗談じゃなくてほんとの話か。。。。。

  2. kako
    Posted 2010年9月17日 at 4:18 PM | Permalink | 返信する

    布と木・・・ 子供時代につくったおもちゃ思い出す

  3. よりばば
    Posted 2010年9月20日 at 2:23 PM | Permalink | 返信する

    先の大戦での日本軍の風船爆弾を思い出しました。これもレーダーに感知しないというので、アメリカは脅威を感じたそうです。今回も疑心暗鬼、”大きな潜在能力を持つ”との過大評価が、アメリカの過剰反応を生み出すのではと思います。ウィキペディアでは、風船爆弾に細菌が積まれたら大変だというので、原爆投下を決意させた、ともあります。

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